ウクライナの中距離防空システム、5月下旬までに枯渇
https://sputniknews.jp/20230410/5-15617248.html
流出した米当局の文書から明らかに
2023年4月10日, 08:28 (更新: 2023年4月10日, 08:35)
米軍および諜報機関の機密文書によると、ウクライナの中距離防空システムは5月23日までに枯渇する。
米国防総省の統合参謀本部の資料には、このように述べられている。
「前線を守るための中距離防空能力を、5月23日までに完全に使い果たす。ウクライナはあと2〜3波の攻撃に耐えられる。」
報道によると、今年2月下旬から3月上旬にかけて、弾薬の供給状況の分析が行われた。その結果、ウクライナは米国とその同盟国から供給された軍事資源を使い果たしたことが明らかになった。流出した文書によると、ウクライナでは西側諸国から供給された兵器、特に弾薬と対空防御設備に関して、驚くほど不足している。
物資が枯渇しているため、ウクライナ軍の防空システムは戦闘機やヘリコプターを優先的に狙う必要がある。ウクライナは防空システムを「ドローンのような小型の脅威」に浪費しないよう求められている。
米国防総省は、防空システムに加えて、大砲の備蓄の減少についても懸念しており、予測に基づくと、数日以内に枯渇するという。
ウクライナ政権は反撃を期待していたアルチェモフスク(バフムート)に精鋭部隊を再配置しなければならず、ウクライナ政権にとって戦略的コストが生じた。
ウクライナ、中国、近東に関する米軍の機密文書が新たにSNSに流出したとの報道がなされた。インターネットには100を超える文書が拡散し、その影響は甚大だという。米国防総省はスプートニク通信の取材に対し、流出した情報の内容は現在追求中だと回答した。
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https://www.rt.com/russia/574397-ukrainian-missile-downed-crimea/
2023年4月 8日 11:42
ウクライナ製ミサイル、クリミア上空で撃墜
ロシア防空軍はクリミア上空でウクライナのミサイルを撃墜したと地元当局が土曜日に発表し、この攻撃で死傷者やインフラへの被害はなかったと付け加えた。
クリミア共和国のセルゲイ・アクセノフ代表は、テレグラムの投稿で、半島南東部の海岸沿いの町フェオドシア上空で「ウクライナ側から発射されたミサイルが破壊された」と発表した。
アクセノフの上級顧問であるオレグ・クリュチコフが事件の最新情報を発表し、「防空ミサイルで撃墜されたウクライナ製ミサイルの破片がクリミアの居住地の1つに落ちた」と主張した。死傷者や破壊はない。"
地元メディアは、投擲物が落下したとみられる場所から、数キロ先からも見える大きな煙が立ち上っている写真を公開した。また、ミサイルの破片のようなものの写真も公開された。
ウクライナ紛争が続く中、ロシアの主要な海軍施設を抱えるクリミアは、繰り返しキエフの攻撃対象になっている。先月、地元当局によると、ロシア防空軍はDzhankoyの町上空で複数のウクライナ製ドローンを撃墜し、この襲撃で1人が負傷した。また、航空機の破片により、同地域の家屋と店舗が損壊したと付け加えた。
ウクライナ当局者によると、キエフでの西側支援によるクーデターの後、2014年に圧倒的多数でロシアの一部になることを決めたクリミア半島は、ウクライナの春の反攻の標的になる可能性もある。ウラジーミル・ゼレンスキー大統領の上級補佐官であるミハイル・ポドリアックは今週初め、キエフは7カ月以内にクリミアを奪還できると主張し、半島で「すべてのロシア人を撲滅しなければならない」と付け加えた。
先月、ロシアのメドベージェフ前大統領は、キエフによるクリミア奪取の試みは、モスクワの核資産を含む「あらゆる防御手段」の展開を正当化しうると警告した。
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