ショイグさん:ウクライナ軍はロシアが撃ったミサイルの3倍くらい撃墜しておるようだが。
https://www.rt.com/russia/576409-ukraine-kinzhal-missile-shoigu/
16 May, 2023 22:25
ロシアのショイグ国防相は、首都キエフ近郊の標的を夜間に攻撃した際に、ロシアの極超音速ミサイル「キンジャル6発を撃墜した」というウクライナ軍関係者の主張に反論した。
ウクライナは日常的に、対空防衛の効果を誇張していると、ショイグ氏はRIAノーボスチ紙に語った。
「私はすでにそう言ったが、もう一度言う。我々は、彼らが声明で毎回撃墜すると主張するほど多くのキンジャルを発射していない。これらのウクライナの迎撃数は、誰が本当にアメリカの対空複合施設を操作しているのかは、まだ大きな疑問ですが、我々が実際に発射する数の3倍だ」とショイグ氏は述べた。
ウクライナのメディア発表では、ロシアが使用した弾薬が「常に誤認される」という。「彼らは見逃してしまう」とも述べ、今回の弾幕で使用されたミサイルの数について詳しい情報を提供することはなかった。
ウクライナは一晩中、新たな大規模なミサイルと自爆ドローンの弾幕にさらされ、首都キエフではウクライナの対空防御激しい動きを見せたことが、ネット上に出回っている映像からうかがえる。
モスクワとキエフでは、一晩の出来事について全く異なる説明をしている。キエフは、米国製防空システム「パトリオット」を用いて、首都上空で最新鋭の極超音速ミサイル6発と、その他の飛来物を撃墜したと主張した。しかし、ロシア軍は、この砲台にキンジャルミサイルが命中したと述べている。ネット上で公開されている映像では、複数の対空ミサイルが未知の目標に向かって発射され、発射されたと思われる場所では少なくとも2回の爆発が確認された。
欧米メディアの報道によると、問題のパトリオットはこの攻撃で損傷した可能性が高いという。CNNが正体不明の米政府関係者の話として伝えたところによると、ワシントンは現在、パトリオットを撤退させる必要があるか、ウクライナ軍による現地修理で十分かどうかを判断するため、損傷の程度を評価しているという。
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ゼレンスキーが反転攻勢を開始できない理由は兵器不足ではない
2023年5月17日, 12:00 (更新: 2023年5月17日, 12:19)
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は国民、及び軍の疲弊により反転攻勢を開始することを恐れている。仏紙フィガロのコラムニスト、レノ・ジラル氏が指摘した。
ゼレンスキー大統領は反転攻勢をすぐに開始した場合、ウクライナ側の犠牲が拡大するとして開始時期を遅らせ、さらなる兵器供与を呼び掛けているものの、コラムニストによると、「15ヵ月の衝突によりその軍と国民は疲れており、ゼレンスキーは恐怖に取りつかれている」という。
なお、ウクライナ危機が欧州にとって最大の問題であることを理解していることから、ゼレンスキー大統領は外遊を通し、長期的支援を取り付けているほか、「チャンスを逃さないよう、仲介者に機会を与えている。」
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ロシア ウクライナでNATOの「大砲」を積極的に破壊
2023年5月17日, 15:05
ロシアは、西側諸国からウクライナ軍に供与されたものも含め、ウクライナの大砲を積極的に破壊している。記者のクレイグ・フーパー氏が、米誌「フォーブス」でこのように指摘している。
同誌では、「北大西洋条約機構(NATO)がウクライナに供与した重牽引砲の損失は非常に大きい。例えば、ウクライナに正式に到着した『M777』155ミリ牽引式榴弾砲152基のうち、3分の1以上が損傷または破壊されている」 と述べられている。フーパー氏によれば、重牽引砲の損失規模が大きいのは、この種の兵器が低機動であるため、敵がNATOの「大砲」を見破り、攻撃しやすくなっているという。
スティンガー携帯型防空システムを持つウクライナ兵士 - Sputnik 日本, 1920, 12.04.2023
しかし、それならNATOから供与された自走砲がロシアによって破壊されている事実をどう説明するのか?とフーパー氏は問いを投げかけている。公開データによると、韓国と英国の協力を得て開発されたポーランドの155ミリ自走榴弾砲「クラブ」と、米国製のM-109自走榴弾砲が特に被害を受けている。同氏によると、その損失率は18〜21%。したがって、NATOが納入した180基の自走砲のうち、36基が損傷または破壊されている。
フーパー氏は、ロシア軍がウクライナ軍が西側から受け取った外国の装備にうまく対処していること、ロシアがウクライナ側の複数の砲弾や多連装ロケットシステムをすぐに破壊したという報道を毎日耳にするが、これが完全に事実であることを認めざるを得ないと述べている。
スプートニクが先日、2024年米大統領に出馬表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏の発言を引用したところによると、米国にはウクライナで破壊された兵器を補う能力はないという。
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米国製のパトリオット 空からの待ち伏せ攻撃で破壊される
2023年5月17日, 18:53
米国製の防空ミサイルシステム「パトリオット」が、ロシアの極超音速ミサイル「キンジャール」を搭載した戦闘機「MiG-31K」によって破壊された。情報筋がスプートニクに明らかにした。
16日、ロシア国防省は、パトリオットがキンジャールによって破壊されたと報告した。情報筋によると、パトリオットはキンジャールに対処できなかったという。
「実際のところ、米国のパトリオットは突然、飛行速度が非常に速いキンジャールによって空からの待ち伏せ攻撃を受けた。敵の戦闘部隊はパトリオットの防御に関して何もできなかった」
情報筋によると、キンジャールの速度特性により、ウクライナ領内の軍事施設に数分で到達できる。そのためパトリオットのような兵器は、キンジャール発射後に位置を変える時間や再装填するための時間がないという。
一方、ウクライナ軍側は、パトリオットの破壊についてコメントしていない。米テレビ局「CNN」が米国の代表者の言葉を引用したところによると、パトリオットは「損傷」しており、現在は米軍が運用を停止させるか、あるいはウクライナ側に修理をさせて引き続き運用させるかを検討するという。
米国防総省は9日、ウクライナ軍がパトリオットを用いてキンジャールの撃墜に成功したと発表した。一方で、ロシア国防省はこの発表を否定。パトリオットには、キンジャールのような速度の標的を迎撃する能力はないと指摘した。
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