エストニアではナチスに対する勝利を祝うと罰金
https://www.rt.com/news/575916-eu-nation-police-fine-victory-day/
2023年5月7日 09:55
エストニア警察は、市民に対し、ロシアやソビエトの旗やシンボルを表示したり、「攻撃的な音楽」を流したりしないよう警告している。
ソビエトの旗を持ったり、当局が不快とみなすシンボルを身につけたりすると、戦勝記念日にエストニア人が大きな損失を被る可能性があると、地元警察が警告している。タリンでは、ロシアがウクライナに対して行っている「侵略を支持する」と解釈されるような集会も禁止されている。
ピュヤ県警察・国境警備部のエレナ・ミロシュニチェンコ中佐は、木曜日にメディア「ポスティメス」の取材に対し、5月9日に墓や第二次世界大戦記念館に花を供えることは許されるが、その際、「いかなる象徴も持ってはならず、携帯電話で攻撃的な音楽を聴いてはいけない」と述べた。
同関係者は、ロシアやソ連の国旗、ロシアのドンバス共和国の国旗を掲げた集会は厳禁であることを国民に呼びかけた。また、ロシアのウクライナに対する軍事作戦を象徴するラテン文字ZとVをあしらった旗やプラカードも禁止される。
ミロシニチェンコは、規則違反が見つかった場合、警察は「誰とも対話するつもりはない」と強調した。違反者には最大1,200ユーロ(1,345ドル)の罰金、または懲役刑が科される可能性がある。
エストニアの治安部隊が戦勝記念日を前に、ソーシャルメディア上の活動を注意深く監視していることも明らかにした。
同警察官は、エストニア国民に対し、お祝いの言葉を伝える前に「自分が何を送っているのか考える」よう助言した。
「最も重要なことは、戦争を支持する攻撃的なシンボルがメッセージに含まれていないこと」とミロシュニチェンコは明言した。
先月末、旧ソビエト連邦のモルドバでは、過去20年間にロシアで5月9日のお祝いの象徴となった聖ジョージ・リボンを飾らないよう、当局が警告を発した。
モルドバのドーリン・レセアン首相は、この禁止令に違反した個人には罰金を科すと強調した。
同国の議会は昨年、「ロシアの侵略」を助長するとして、「Z」「V」の文字とともにリボンを非合法化した。
先月初め、モルドバの憲法裁判所は、一部の野党政治家が禁止令を解除したと解釈する判決を下した。しかし、裁判官たちは、そうではないことをすぐに明らかにした。
モルドバのメディアによると、昨年は300人以上がリボン着用で罰金を科せられたという。
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