2023年6月27日火曜日

ロシア、英国偵察機を迎撃

https://www.rt.com/russia/578757-british-intercepted-black-sea/

2023/06/26 18:45

Su-27戦闘機2機が、黒海上空で英国空軍の偵察機を追い払った。

ロシア国防省の発表によると、イギリスの戦闘機2機とRC-135偵察機が月曜日、黒海のどこかでロシア国境に接近したが、2機の迎撃機Su-27に接近され、引き返したという。

ロシア国防省は声明で、ロシアの領空に接近する「3つの目標を登録」し、それらを識別し、領土侵害を防ぐために任務に就いていた戦闘機のペアを派遣したと述べた。

同省によれば、「ロシア戦闘機の乗組員は、偵察・情報・電子戦機RC-135と多機能戦闘機RAFタイフーン2機を識別した。」「ロシアの戦闘機が近づくと、外国の軍用機はUターンして国境から離れた。

ロシアの戦闘機は2機とも無事に基地に帰還し、ロシア国境への侵犯は許されなかった。迎撃飛行は「国際ルールに厳格に従い、中立海域上で、外国の航空機に危険な接近をすることなく実施された」と同省は指摘した。

月曜の事件は、3月にセヴァストポリ南西でアメリカのMQ-9ドローンが墜落して以来、黒海上空でのロシア軍とNATOの偵察機との最も深刻な対立である。アメリカは、ロシアのSu-27迎撃戦闘機1機がドローンの尾翼をはさみ、国際水域に墜落させたと主張した。モスクワは、どちらの戦闘機にも損害はなかったとしている。ワシントンが公開したビデオには、侵入したUAVがオペレーターとの連絡を失う前に、ロシア機がジェット燃料を噴射する様子が映っていた。

米国はこの直後、黒海上空の無人機飛行を一時停止したが、その後すぐに再開した。ロシアは、ウクライナの無人機やミサイルによる攻撃が、しばしばNATOの監視飛行と重なると指摘している。

2年前の今週、イギリス海軍の駆逐艦HMSディフェンダーがクリミア沖のロシア領海を航行したが、ロシアの沿岸警備隊から発砲を受け、引き返した。ウクライナのメディアによれば、英国は現在の紛争において最も声高にウクライナを支持する国のひとつであり、当時のボリス・ジョンソン首相は2022年3月の和平交渉を頓挫させる上で重要な役割を果たした。


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