2023年7月2日日曜日

露ヘリコプターKa-52は西側の兵器より効果的=独メディア

https://sputniknews.jp/20230701/ka-52-16420706.html

2023年7月1日, 05:03

ロシアの偵察攻撃ヘリコプター「Ka-52」は、ウクライナ軍にとって大きな脅威となっている。ドイツ誌シュピーゲルの記者は、「アリゲーター」という愛称を持つ「Ka-52」について、西側の兵器では対処できないとの見方を示している。

シュピーゲルの記者は、「Ka-52」はウクライナの攻撃を撃退する上で非常に効果を発揮していると指摘した。

「現在、ウクライナの歩兵部隊の拠点上空を『アリゲーター』として知られる手ごわい敵、ロシアのKa-52ヘリコプターがよく旋回している」

またシュピーゲルは、「Ka-52」に搭載されている6つの対戦車ミサイルシステム「ヴィーフリ」の重要性についても報じている。「ヴィーフリ」は誘導ミサイル「9K121」を備えており、最大で10キロ離れた標的を攻撃することができる。

また、西側から供与された「ゲパルト」を含むウクライナの防空システムの射程はわずか5キロしかないため、ロシアのヘリコプターは安全な距離から攻撃することが可能。「スティンガー」や「イグラ」といった携帯式防空ミサイルシステムの射程も足りない。さらに、ウクライナの航空機はロシアの戦闘機に対して脆弱であるため、Ka-52に対抗することができない。

シュピーゲルの記者は、まさにこれらの航空機がザポロジエ(ザポリージャ)州マラヤ・トクマチカ近郊での攻撃で米国製の歩兵戦闘車「ブラッドレー」3台に損傷を与えたことに言及した。

これより先、軍事、防衛ニュースの19FortyFiveも「Ka-52」を評価した。19FortyFiveは「ロシアのパイロットは相手を捕獲する技の策定しており、アリゲーターは今でも戦場で恐れられる 『本物の捕食者 』」と評し、特にKa-52が地形を利用して、極めて低い位置から目標に忍び寄り、敵の防空網から見えないようにする能力に注目した。

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https://sputniknews.jp/20230630/16402288.html

効果抜群でエコノミー ロシアの神風ドローン「ランセット」を米国人専門家が評価

2023年6月30日, 06:12

ロシアの神風ドローン「ランセット」はウクライナ軍にとって最も深刻な脅威の一つになった。コラムニストのピーター・スーチウ氏が米国の軍事・防衛ニュースサイト19FortyFiveに寄稿した記事の中でこう語った。

スーチウ氏によれば、ロシアは、適切な標的を探し、致命的に精度の高い攻撃ができる徘徊型兵器用弾薬の使用により重点を置いているという。

スーチウ氏は、ロシアの「ランセット」は極めて効果抜群でエコノミーな兵器で、偵察や攻撃に使用できると論じている。プラスチックと複合材料でできているため、3キロのドローン弾頭を含めても重量は12キロたらず。スーチウ氏は「ランセット」の価格をわずか3万5000ドル(506万円以上)程度と見積もっている。

6月初め、ロシア国防省は、ロシア軍が神風ドローン「ランセット3」を使って、独がウクライナに供与した対空防衛ミサイルシステム「IRIS-T SLM」の運用に必要な可搬式レーダー設備「TRML-4D」を撃破する映像を公開している。

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