2023年9月4日月曜日

ハッカーが英国防衛に関する機密情報を漏洩?

https://www.rt.com/news/582302-uk-mirror-hackers-defense-sites-leak/

2023年9月 3日 15:08 

ロシアとつながりがあるとされるグループ、ロックビットが、原子力潜水艦基地などの詳細を公開した、と同紙は主張している。

英国の重要な防衛・情報施設に関する機密情報が、ハッカーによる請負業者のデータベース侵入により、ダークウェブ上に流出したと『ミラー』紙が報じている。同紙は、犯人はロシアとつながっていると主張している。

土曜日の記事で、イギリスのメディアは、LockBitとして知られるハッカー集団が8月にZaunという会社のコンピューターシステムにアクセスしたと主張した。同紙によれば、Zaun社はフェンスの製造を専門とし、危険性の高い場所に境界セキュリティ・ソリューションを提供している。

公開されたとされる文書の中には、ポートン・ダウン防衛研究所に設置された特定の防護装置に関する記述がある。ミラー』紙は、英国の核抑止力を収容するクライド海軍基地向けに購入された商品の詳細を記した販売注文書も流出したと報じている。  

ザウンは「洗練されたサイバー攻撃」を確認したが、ハッカーは機密文書を手にしたわけではないと付け加えた。

同紙によれば、ブードの通信施設、英空軍のワディントン基地、コーダー兵舎電子戦センター、そして多くの厳重警備刑務所の警備体制も、同様の方法で危険にさらされた可能性があるという。 

同紙は、コモンズ国防特別委員会のケバン・ジョーンズ労働党議員のコメントを引用し、この情報漏洩は深刻な影響を及ぼす可能性があると警告している。保守党の同僚であるトビアス・エルウッドは、ロシアを非難した。

Mirror』紙によると、ハッカー集団LockBitは2020年にランサムウェア攻撃で一躍脚光を浴び、現在活動している中で最も危険な集団のひとつとされている。メンバーの一人であるロシア国籍のミハイル・マトヴィエフはFBIの最重要指名手配リストに載っており、他にも数人のロシア人がその活動を理由に米国とカナダで拘束されている、と記事は伝えている。 

5月、マイクロソフト社は、国家に支援された中国のハッカーたちが、電気通信や運輸部門を含む米国の重要なインフラ資産に対して高度な監視活動を行っていたと主張した

また、「ボルト・タイフーン」として知られるグループが、「将来の危機の際に、米国とアジア地域との間の重要な通信インフラを混乱させる」ことを狙っているとの疑惑もあると、マイクロソフト社は付け加えた。

北京は当時、この疑惑を激しく否定した。

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