ロシア、深刻な労働力不足
https://www.rt.com/business/585277-russia-labor-market-shortage/
2023年10月19日 14:01
ITと製造業の熟練労働者の需要が高いことが調査で明らかに
ロシア、タンボフにあるザブコム企業の作業場にて。
ネザヴィシマヤ・ガゼータが火曜日に報じたところによると、人口格差とパンデミックによる損失で労働力が不足する中、ロシアの雇用市場は激変している。
コンサルティング会社ヤコフ・アンド・パートナーズ(旧マッキンゼー)が実施した調査によると、ロシア人の多くは、絶え間ないトレーニング、ハイブリッドワーク、要求の増加が、2030年までこの国の労働市場を形成する主要なトレンドになると考えている。
人材紹介会社Avito Jobのデータによると、昨夏の従業員需要は前年同期比で160%急増した。求人数が最も増加した上位3分野は、人事管理、IT、管理部門であった。給与が最も上昇したのは、教育、芸術、家事スタッフであった。
研究者たちは、ロシアにおける労働者不足の主な理由として人口ギャップを挙げ、毎年、労働市場では何千人もの新しい専門家が不足していると述べた。
「過去10年間、毎年、労働市場に参入する若者は前年に比べて約10万人減少している。労働市場は、コウィド・パンデミックのために約100万人を失い、ウクライナでの特別軍事作戦のためにさらに200万人を失った。この中には、契約兵士、動員された人々、退去した人々が含まれる。
ロシアのミハイル・ミシュスチン首相は、火曜日に開かれた労働市場における教育の発展に関する会議で、高度な訓練プログラムの重要性を強調した。
「多くの企業が有能な従業員を必要としている。そのため、国民がさらなるスキルを身につけ、より多くの雇用機会を得られるよう、専門的な再教育の柔軟なシステムを構築する必要がある。」と指摘した。
ロシア労働省は、国内のハイテク企業を発展させる必要性から、需要のある専門家の大規模な配置転換を促している、と付け加えた。現在、登録された失業技能労働者1人あたり、最大13人の欠員がある。」
労働省は、2030年までに、製造業、運輸・物流、医療・福祉、研究・科学、ITなどの分野で従業員の必要性が最も高まると予想している。
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