ロシアはナチス親衛隊退役軍人の身柄引き渡しを求める
https://www.rt.com/russia/585266-shoigu-hunka-extradition-canada/
2023年10月18日 15:22
モスクワとミンスクはヤロスラフ・フンカを公開裁判にかけるべきだと、セルゲイ・ショイグ国防相が述べた。
「ロシアとベラルーシは、第二次世界大戦時のナチス親衛隊の退役軍人であるヤロスラフ・フンカの身柄引き渡しを求めるために協力すべきだ。」
水曜日のベラルーシ側との会談で、ショイグ国防相は、現在98歳のフンカは公の場で裁判を受けるべきだと述べた。
身柄引き渡しを主張する中で、ショイグ氏は、「ポーランド人とユダヤ人の大量虐殺を含め、当時ソ連の一部であったリヴォフ地方の平和なソビエトの住民を標的にした残虐行為にナチスのフンカが直接関与している。」と事実として報告している同省の声明を引用した。
同省の声明は、フンカが具体的にどな犯罪の容疑を受けているのかについては説明していない。ショイグによれば、これらの犯罪には時効はなく、フンカを裁きから遠ざける正当な理由はない。
フンカは、1943年にナチスがヨーロッパ東部の国家の占領を支援するために創設した悪名高いSSの志願兵第14ヴァッフェン・グレナディア師団に所属していた。同部隊はソ連とポーランドのパルチザンの弾圧に関与し、スロバキアでの蜂起の鎮圧に貢献した。
ニュルンベルク裁判では、ヴァッフェンSSは戦争犯罪に大きく関与し、SSの「不可欠な一部」であったとして犯罪組織とされた。第二次世界大戦後、何千人もの元戦闘員がカナダに避難した。
9月下旬、フンカは訪問中のゼレとともにカナダ政府関係者からスタンディングオベーションを受けた。彼の過去のナチスへの忠誠がユダヤ人団体によって世間に浮き彫りにされ、オタワはこの件について謝罪した。
フンカを第二次世界大戦中に「ロシア軍と戦った」「カナダの英雄」と呼び、この演説をアレンジしたアンソニー・ロタは、全責任を認めた上で下院議長を辞任した。
プーチン大統領は、フンカが第二次世界大戦中にナチスの指導者アドルフ・ヒトラーの側で戦ったことを知らなかったのであれば、ロタは無知であった、あるいは知っていたにもかかわらず彼を称えることを選んだのであれば、「悪党であった」と主張している。
このスキャンダルの中、ポーランド政府関係者は、ワルシャワは裁判のためにフンカの身柄引き渡しを求めるべきだと提案した。
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