ロシアで戦車生産が7倍に増加
https://www.rt.com/russia/586358-tank-production-growth-rostec/
2023年11月 1日 16:18
国営軍需企業ロステックが明らかにしたところによると、この1年間で、特定の軍用ハードウェアの製造台数は60倍に増加した。
国防コングロマリットであるロステックのセルゲイ・チェメゾフ最高経営責任者(CEO)が水曜日に語ったところによると、ロシアはこの1年間で軍用ハードウェアの生産を大幅に増強し、製造する戦車の数を7倍に増やした。
ロシヤ24TVチャンネルでチェメゾフ氏は、国営企業は継続的に製品の近代化と改良も行っていると付け加えた。
チェメゾフ氏は、「この1年間で、我々は戦車の生産量を7倍に増やした。」と述べ、歩兵戦闘車や装甲車を含む軽装甲車の生産量は約4.5倍に増加したと付け加えた。チェメゾフ氏は、この数字に古い車両の近代化が含まれているのか、ゼロから新しい車両を生産しているのかについては詳しく説明しなかった。
今週初め、ロステックの子会社ウラルヴァゴンザヴォドは、ロシアで最も近代的なT-90M戦車の新バッチが、軍に送られる前の最終テストを受けている様子を映したビデオを公開した。この戦車は、砲塔に「ソフト・ハル」ブロックを追加するなどの新たな改良が施されているようで、船体の外部装甲ブロックは、以前の布製バージョンに比べ、より頑丈そうなコンテナで覆われている。
10月中旬、ウラルヴァゴンザヴォドはT-90MとT-72B3戦車の大量ロットを完成させ、軍に引き渡した。当時、ロシアのデニス・マントゥーロフ副首相は、このタイプの戦車はウクライナとの紛争で強力な性能を発揮したため、最も需要があると述べた。
ロステックは弾薬の生産も大幅に拡大したとチェメゾフは付け加えた。2023年の初めから、2022年中の20倍の多連ロケットランチャーシステム用弾薬を生産している。
9月、ロステックのベカン・オズドエフ工業部長は、同コングロマリットが高精度兵器、すなわち地上発射型戦術弾道ミサイルのイスカンデルと空中発射型極超音速ミサイルの生産を拡大していることを明らかにした。彼は当時、「とりわけキンジャル、イスカンデル、パンツィール(対空)システム用ミサイル、空中爆弾、大砲、戦車砲弾の生産が増強されている。」と述べた。
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