テヘラン、イスラエルとの戦争には参戦しないとハマスに通告
https://www.rt.com/russia/587364-iran-tells-hamas-it-will-not-enter-israel-war/
2023年 11月 15日 21:45
アヤトラ・アリ・ハメネイ師は、イランがガザ紛争に直接関与しないことを明らかにしたと伝えられている。
イランの最高指導者であるアヤトラ・アリ・ハメネイが、ハマスの指導者イスマイル・ハニェに対し、紛争の引き金となった10月7日の攻撃に驚いたテヘランは、過激派組織とイスラエルとの戦争に直接関与しないと伝えた。
ロイター通信が水曜日に報じたところによると、ハメネイとハニェは今月初めにテヘランで直接会談した際、戦争について話し合った。推定1,200人のイスラエル人を殺害したハマスの襲撃を知らされていなかったイランは、イスラエルかアメリカから攻撃された場合のみ紛争に参戦する。
そのような攻撃がない限り、イランの紛争への関与は政治的、道義的支援に限定されると、匿名を条件に語った関係者は言う。ハメネイは、イランとそのレバノンの同盟国ヒズボラがイスラエルとの戦いに全面的に参加するよう求めているハマスの指導者たちを黙らせるようハニエに指示した。
ベイルートにあるシンクタンク、カーネギー中東センターのヒズボラ専門家モハナド・ハゲ・アリ氏は、10月7日の攻撃は、ハマスの同盟国に、優れた火力を持つ敵に立ち向かうという厳しい選択を迫ったと述べた。「このような攻撃で熊を目覚めさせるとき、同盟国があなたと同じ立場に立つのはかなり難しい。」と彼はロイターに語った。
戦争が始まって以来、11,000人以上のパレスチナ人が殺害されたと伝えられており、イスラエルのネタニヤフ首相は「ハマスの解体」を宣言している。彼はまた、イランが10月7日の攻撃に加担していると非難している。ネタニヤフ首相は先月末、記者団に「ハマスとイランのテロ組織と戦うことで、イスラエルは文明そのものの敵と戦っている。」と語った。
米軍は、イラクとシリアの米軍基地に対する一連のロケット攻撃やドローン攻撃を非難した後、イランとつながりのある過激派グループに対する一連の空爆を開始した。ヒズボラや他のハマスの同盟国は、危機をエスカレートさせるような大規模な作戦は控えている。
ハマスの軍司令官モハメド・デイフは、10月7日の攻撃後、同グループの『抵抗の枢軸』の同盟国に戦闘に参加するよう呼びかけた。ロイター通信によると、ヒズボラとイランは、「ガザのハマスへの連帯を示し、アメリカを引き込む可能性のあるイスラエルとの直接対決に巻き込まれることなく、イスラエル軍を引き伸ばす」ために、自分たちの対応を「調整」している。ある高官は、ハマスがヒズボラにロケット攻撃でイスラエルを深く攻撃することを望んだが、ヒズボラはそのような戦術は「イスラエルがガザへの攻撃を止めずにレバノンを蹂躙することになると考えた。」と同誌に語った。
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