2023年11月9日木曜日

米国、シリアで新たな「自衛」攻撃を開始

https://www.rt.com/news/586872-us-airstrikes-syria-pentagon/

2023/11/08 22:57

今回の空爆は「イランに支援されたグループ」が使用する施設を攻撃したと米軍は主張している。

ジョー・バイデン米大統領は、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)とその関連グループが使用しているとされるシリアの武器庫に対する空爆を命じた。

米国防総省は声明の中で、2機の米軍F15戦闘機が水曜日にシリア東部で空爆を行ったと述べた。この空爆は、ワシントンが自国の基地への攻撃を非難しているイランに支援された過激派グループに対する10月26日の同地域での空爆に続くも。

シリアとイラクの米軍基地は、10月17日以来少なくとも38回攻撃を受けており、イスラエルとハマスの戦争の中で緊張が高まっていることを反映している。テヘランは、ワシントンがイスラエルによるガザ空爆を支援し続ければ、地域のさまざまな勢力が黙っておらず、「新たな前線」が開かれると繰り返し警告している。

ドローンやロケット弾による攻撃で、少なくとも45人の米軍が負傷している。10月18日のイラクのアル・アサド空軍基地への攻撃では、米軍契約社員がその場に避難中に死亡した。

国防総省は、「米国は、わが国の国民と施設を守るため、さらに必要な措置をとる用意がある。いかなるエスカレーションにも反対する。」という。

米軍は2014年以来、シリア北東部の石油が豊富な地域を不法占拠している。表向きはイスラム国(IS、旧ISIS)と戦うためだ。ダマスカスの支配下にある地域で、ロシア軍、アメリカ軍、シリア軍、イラン軍がISISを撃退したにもかかわらず、占領は続いている。

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