2023年12月7日木曜日

ミハイル・ミシュスチン:欧米の制裁がロシア産業を復活させた

https://www.rt.com/business/588616-russian-industry-western-sanctions-mishustin/

2023/12/06 16:03

首相によると、制裁は国産部品の開発を促した  

ミハイル・ミシュスチン首相は6日、西側諸国がロシアに科した制裁措置が、同国の産業・技術力の復活に火をつけたと述べた。 

国際的な展示会であるロシアEXPOでミシュスチン首相は、「西側諸国が打ち出した数々の制裁措置は、その作者が予想したようなロシア経済の崩壊にはつながっていない。」と指摘し、今年の国内総生産は3%の成長が見込まれていると語った。 

ロシアは技術主権を強化し、「科学技術大国としての地位を回復する」立場にある、と首相は述べた。 

この規制は、国産の着陸装置、エンジン、アビオニクス、電気部品、複合部品の開発を含む、ロシアの航空機製造の復活を加速させるのに役立っている、と首相は付け加えた。 

ロシアは、ウクライナに関連する西側の制裁措置が導入されて以来、輸入機に代わる航空機の開発に努めてきた。大手航空機メーカーのボーイングとエアバスは、ロシア国内の航空会社や整備会社への部品、整備、技術サポートの提供を停止せざるを得なくなった。 

「外国製部品の交換に関しては、まだ疑問が残っている。しかし、我々はすべてに対応できる。私たちのエンジニアや設計者は、このために懸命に働いています。」と首相は述べた。  

開発中の国産航空機には、現在試験中の単通路旅客機MC-21と、ロシア製部品だけで作られたリージョナルジェット機スーパージェット100のバージョンであるスホーイ・スーパージェット・ニューがある。 

政府の試算によると、外国製航空機に代わるロシア製航空機の連続生産を立ち上げるには最長5年かかる。

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