米国主導の紅海タスクフォース、「異常な問題」に直面か

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イエメンのアンサラルがイスラエル艦船に脅威を与え、紅海の海運コストが上昇中

ニュースデスク DEC 14, 2023

イランのレザ・アシュティアニ国防相は12月14日、イランのメディアに対し、イスラエル船舶を保護するためにワシントンと湾岸の同盟国が結成を検討している海上タスクフォース案は「異常な問題」に直面するだろうとコメントした。

「もしアメリカがそのような不合理な動きをすれば、とんでもない問題に直面するだろう。われわれが優位に立つ地域では、誰もそのような動きはできない。」とアシュティアニ氏はISNAに語った。

先週、ジェイク・サリバン米国家安全保障顧問は記者団に対し、ワシントンがサウジアラビアやアラブ首長国連邦とともに、イエメンの武装勢力と抵抗運動アンサラルが宣戦布告しているイスラエルの航路を守ることを目的とした海軍機動部隊の結成を検討していることを認めた。

先月、イエメン軍はイスラエルに関連する船舶を1隻拿捕し、他の少なくとも2隻に対して海上攻撃を行った。サヌアはまた、ガザの食糧と医薬品へのアクセスが確保されるまで、イスラエルに向かう船舶の通過を阻止すると宣言した。

紅海での輸送コストは、各社が高価なルート変更と価格引き上げに頼ったため、急騰している。

12月12日、イエメン海軍は、イスラエルのアシュドッド港に向かう石油を積んだノルウェー船にミサイルを発射した。

「ガザ地区での恒久的な停戦に向かう以外に、エスカレートを防ぐ方法はない」と、アンサララの政治局員アブデル・マリク・アル・アジュリは12月13日に語った。

「地球上のすべての海軍艦隊が紅海に集結したとしても、イスラエルやイスラエルの船舶、そして（イスラエルに）向かう船舶に安全をもたらすことはない」とイエメン政府関係者は付け加えた。

イスラエルの船舶に対するイエメンの脅威は別として、イスラム革命防衛隊（IRGC）の海軍部隊は紅海で突出した存在感を示していることが知られている。

「すべての国がこの地域に存在しているが、この地域は我々のものであり、我々が支配している」とアシュティアニ氏はイランのメディアに語った。