ロシアの東南アジア向け石炭輸出が約50%急増
https://www.rt.com/business/591136-russia-coal-imports-south-east-asia/
2024年1月24日 05:49
この増加は、モスクワがEU供給を控えているためである。
西側の対モスクワ制裁でEUへの供給がストップした後、東南アジア諸国へのロシア産石炭の輸出が昨年急増したと、経済紙ヴェドモスチがエネルギー分析会社Kplerのデータを引用して月曜日に報じた。
中国を除くロシア産石炭の東南アジア向け輸送量は、2023年に47%急増し、1310万トンに達したという。
ロシア産石炭の輸入を増加させた国には、スリランカがあり、4.5倍の160万トンを購入した。ベトナムは2倍近い390万トン、マレーシアは18%増の380万トン、インドネシアは1.7倍の340万トンとなった。バングラデシュはロシアから4万8000トンの石炭を購入した。
一方、現在モスクワのアジア最大の貿易相手国である北京は、2022年以降、ロシアの石炭輸出の40%を輸入しており、インド(20%)、韓国(13%)がそれに続いている。
中国の税関データによると、12月の石炭輸入量は11月に続いて過去最高の4,730万トンとなり、2023年の総輸入量は過去最高となった。
Kplerの予備予測によると、昨年のロシアから中国への石炭輸出量は1億400万トンで、両国がエネルギー協力を深める中、前年比約43%増となった。
EUが2022年12月に石炭を輸入禁止にしたため、モスクワは貿易の流れを変えている。
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