フーシ派:米英のいかなる船舶も正当な標的とみなす
ローマ(スプートニク) - イエメンの反政府武装組織アンサール・アラー(別名フーシ派)は、米国や英国のあらゆる船舶を正当な標的とみなしており、今後も攻撃を続けると、アンサール・アラー・メディア当局のナスル・アル=ディン・アメール副責任者が水曜日に語った。
このフーシ派幹部は、イタリアのコリエレ・デラ・セラ紙に、紅海での最近のアメリカ所有船への攻撃は、先週アメリカとイギリスがイエメンのフーシ派陣地を空爆したことへの対応だと語った。
「それ以来、彼ら(アメリカとイギリス)の軍艦も民間船も合法的な標的になっている」とアメルは語った。
フーシ派がイランから武器供給を受けるのを防ぐためにイエメンを海上封鎖する可能性があるが、反政府運動が使用する武器はすべてイエメンで生産されているため、問題にはならない、と同高官は述べた。彼はまた、イランのイエメンへの武器供給に関する発言を虚偽だと否定した。
「われわれの目的は2つある。パレスチナ人を支援することと、アメリカ人やイギリス人に対する報復だ。我々はイスラエルに向かう船の通行を阻止し続け、アメリカとイギリスに対して攻撃を加える。」とアメルは語った。
フーシ派は11月、イスラエルがガザ地区での軍事行動を停止するまで、イスラエルに関連する船舶を攻撃すると宣言した。このため、ロイド・オースティン米国防長官は、紅海の航行を確保するための多国籍作戦の創設を発表した。米英軍は先週、商業船舶を標的とする反政府勢力の能力を低下させるため、フーシ派の拠点に対する大規模な攻撃を開始した。
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