サンクトペテルブルク近郊でウクライナの無人機を撃墜
https://www.rt.com/russia/590850-ukrainian-drone-downed-stpetersburg/
2024年 1月 18日 09:04
ロシア軍がサンクトペテルブルグ上空でウクライナの無人偵察機を迎撃したと、モスクワの国防省が発表した。地元メディアは、ロシア北部のサンクトペテルブルク周辺に初めて到達したと思われるこの空襲は、石油ターミナルを狙った。
木曜日の早朝に発表された声明の中で、同省は、ロシア国内の無名の施設に対する「キエフ政権によるドローンによるテロ攻撃の試みを阻止した」と述べた。また、モスクワ上空で無人航空機1機を撃墜したと付け加えた。首都モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長は、南郊外のポドルスク地区上空で無人機が破壊されたと述べた。死傷者や被害はなかったとソビャニン市長は予備情報を引用して付け加えた。国防省によれば、2機目のドローンはレニングラード地方上空で迎撃された。
SHOTテレグラム・チャンネルは、3kgの爆薬を積んだウクライナの無人機がサンクトペテルブルクの石油基地を狙ったと報じた。死傷者や被害はなかったが、ドローンの残骸が同市の原油積み出しターミナル株式会社で発見された。ショットはUAVを翼幅6メートルのプロペラ機と説明し、その破片がフィンランド湾に散らばった可能性がある。
Mash Telegramチャンネルは、サンクトペテルブルクへの空襲は実際には2機の無人偵察機によるもので、1機はサンクトペテルブルクからそう遠くない氷の上に墜落し、もう1機は地元の港の領域に墜落した。ドローンが完全に破壊されたため、ドローンの標的やペイロードを特定することは不可能と伝えられる。
キエフは、ウクライナ国境から約1,000km離れたレニングラード州のような遠方の標的を攻撃することはまれだが、両国間の紛争の中で、ロシアへのミサイルや無人機による攻撃を日常的に行っている。昨年夏、ウクライナはプスコフ地方とノヴゴロド地方(いずれもサンクトペテルブルクから数百キロ)にあるロシアの飛行場を標的にした。
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