豊田章男:電気自動車が世界市場を席巻することはない
https://www.rt.com/business/591205-electric-vehicles-toyota-boss-forecast/
2024年1月25日 12:56
どの自動車を選ぶかは、規制当局や政治家が決めるのではなく、ドライバーが決めると豊田章男氏は述べた。
トヨタ自動車の豊田章男会長は、電気自動車(EV)が市場を席巻することはないだろうし、消費者はEVを買うことを強制されるべきではない、と火曜日、同社のウェブサイトに掲載されたコメントで述べた。
日本の自動車メーカーのトップによれば、バッテリー駆動の自動車は世界市場の30%程度にとどまり、残りはハイブリッド車、水素燃料電池車、燃料電池車になるという。
豊田社長は、世界で10億人がまだ電気のない生活を送っている今、他の技術を排除してまでEVを開発すべきではないと考えている。
1937年に日本でトヨタを創業した祖父を持つ豊田氏は、今月初めに開催されたビジネス・イベントで、「マルチ・パスウェイ・アプローチ」を呼びかけた。彼はまた、EVへのシフトは多くの人が考えているほど早くは起こらないとし、多くの欧米政府が推進しているネット・ゼロ・エミッション目標について言及しながら、「規制や政治ではなく、顧客がその決定を下すべきだ」と付け加えた。
豊田社長は、バッテリーEVばかりが注目され、代替エネルギーが犠牲にされていることに反発して、次のように語った。「敵はCO2です。みんなでCO2を減らすことを考えましょう。」
豊田社長のコメントは、昨年末にかけて英国とEUの両方で電気自動車の販売が低迷したことを受けて。自動車工業会によると、英国では昨年、電気自動車の市場シェアが減少した。高コストや充電ポイントの不足を懸念して購入を控えるドライバーもいた。
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