2024年2月28日水曜日

ロシア企業、フレンドリーな国への大規模進出に乗り出す

https://www.rt.com/business/593207-russian-business-expand-friendly-countries/

2024年2月27日 14:53

新支店開設の背景には、税制上の優遇措置や輸出促進の機会があると言われている。

ロシア企業は2022年以降、セルビア、アラブ首長国連邦、アルメニア、キルギスタンに約12,000の支店を開設したと、イズベスチヤ紙が業界データを引用して月曜日に報じた。   

セルビアは、オンラインショップ、幼稚園、製造施設、不動産会社、コワーキングスペース、法律事務所、ビジネスコンサルティング会社など、9,000の新規開業で首位となった。  

友好国にあるロシア企業は、現地の銀行の政策や決済に関する困難に直面することもあるが、うまくいっている」とフィニオンの代表であり創設者であるヴィアチェスラフ・カルタミシェフ氏は述べた。セルビアに居住するロシア人の数は、数年前の2,000人から現在では20万人に急増している。

同氏は、事業拡大の背景には、税金の割引、輸出を促進する機会、これらの国々におけるロシア人のプレゼンスの拡大といった好条件があるとしている。   

ロシアOECD基準能力分析センターのアントニーナ・レヴァシェンコ所長によると、ロシア企業はアルメニアに800、キルギスタンに450の支店を開設している。これらの国々はユーラシア経済同盟のメンバーであり、ソビエト連邦崩壊後の5カ国からなるブロックでは、税関や税務手続きが簡素化され、ロシア企業の登録も合理化されている。   

過去2年間で、UAEには約1,600の支店が開設された。エコノミストたちは、同国での事業拡大を、ウクライナ関連の制裁によりEUで閉鎖された数百のロシア企業や事業の口座に関連づけた。   

新規支店数が最も増加した業種は、IT、物流、サービス業であった。

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