2024年2月28日水曜日

米政府高官、フーシの軍事力に「驚いた」

https://www.zerohedge.com/geopolitical/us-officials-surprised-houthi-military-capabilities

2024年2月27日(火) - 午後7時00分

反戦ドットコム経由

ジョー・バイデン政権高官は、イエメンでの宣戦布告から6週間が経過したが、米英の攻撃はフーシ派の軍事能力を低下させるには至らなかったと認めた。同高官は、アメリカはフーシ派の軍事力に驚いており、彼らの兵器システムがどれほど高度なものなのか、ワシントンの理解は限られていると述べた。

1月11日、バイデン大統領はイエメンへの第一次攻撃を命じた。ホワイトハウスは、この攻撃はフーシ派にイスラエルと関係のある船舶への攻撃をやめさせるためのものだと主張した。  フーシ派(アンサール・アラー)は、ガザでの大量虐殺をやめるようテルアビブに圧力をかけるため、イスラエルとの関係が疑われる船舶を攻撃している。

先週、航行不能となり漏出した石油タンカー:ベリーズ船籍のばら積み船「ルビマー」。プラネットラボPBC via AP

議会の承認なしに、バイデンはほぼ毎日イエメンへの攻撃を命じている。この攻撃は、フーシ派が標的をアメリカやイギリスと関係のある海運にまで拡大しているため、期待された効果を上げていない。

先週、イエメンから発射されたミサイルが同国沿岸の複数の船舶に命中した。そのうち1隻は大きな被害を受け、油漏れを起こしている。

最近の攻撃には、海軍ドローンを含むフーシ派の新兵器システムの使用も含まれている。CNNの取材に応じたバイデン政権関係者は、戦争は望ましい結果をもたらしておらず、フーシ派の軍事力はホワイトハウスを驚かせ続けており、国防総省はイエメンの武器備蓄の程度を把握していないと語った。

「彼らは我々を驚かせ続けている。彼らがまだ何を持っているのか、我々にはよくわからない」とある国防省高官は語った。複数の政府高官が明らかにしたところによると、ワシントンはフーシスの武器備蓄の規模を把握しておらず、イエメンに投下された数百発の米軍の爆弾がフーシスの軍事能力に影響を与えたかどうかを評価できないことが問題だという。

CNNによると、政権高官の中には、ガザでの戦争を終わらせることが紛争を終わらせる最善の方法だと考えている者もいるという。

これらの政府関係者は、フーシ派は、ガザでのイスラエルの猛攻撃が終了すれば、海運への攻撃は終了するという彼らの公言した方針に忠実であると考えている。

バイデン政権高官の中には、「イスラエルがガザでの戦争を終結させれば、フーシ派は約束を守って攻撃をやめるだろう。」というのがいる。


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