ロシア、外貨購入を再開

https://www.rt.com/business/591914-russia-resumes-foreign-currency-purchases/

2024年2月 7日 06:10

ルーブルの乱高下のため、昨年8月にFXの買い入れは停止されていた。

月曜日に発表されたプレスリリースによると、ロシア財務省は、昨年8月以来中断していた同国の予算規則に基づく最初の外貨購入量を発表した。

ロシア中央銀行は2023年8月、ルーブル安の悪化を避けるため、年末まで外貨購入を停止すると発表した。規制当局は、金融市場の状況が許す限り、2024年に政府系ファンドを通じて外貨の売買を再開すると述べた。外貨売買は15日に再開された。

昨年の事実上の停止を経て復活した予算規定では、ロシアは石油・ガス輸出からの収入不足を補うために政府系ファンドから外貨を売却するか、黒字の場合は購入する。

声明によると、同省は今月の連邦予算における石油・ガス収入は目標を21億ドル上回ると見込んでいる。それによると、2月7日から3月6日までの期間中、1日の購入量は37億ルーブル（4100万ドル）に相当するという。正式には「外貨と金」と呼ばれるものの購入に割り当てられる資金の総額は8億600万ドルになる。しかし、現在は主に中国元での取引が行われている。