イランの火祭りで3,000人以上が負傷
https://www.rt.com/news/594192-deaths-injuries-iran-fire-festival/
2024年3月13日 10:50
毎年、イランの新年であるノウルーズの前に行われ、焚き火や花火が打ち上げられる。
ISNA通信が国家医療緊急事態機構(NMEO)のデータを引用して水曜日に報じたところによると、イランで毎年行われているチャハルシャーンベ・スーリー(火祭り)で十数人が死亡、数千人が負傷した。
このお祭りは、毎年3月21日に始まるイランの新年、ノウルーズに先駆けて行われる。伝統的にはその年の最後の水曜日に祝われるが、祭りは2〜3週間前から始まることが多い。
データによると、3月1日から12日の間に3,253人が負傷し、少なくとも14人が死亡した。約100人が軽傷を負い、その場で手当てを受けたが、重度の火傷や眼球損傷を負い、病院に搬送された人もいた。少なくとも189人が手足の切断を余儀なくされた。
イランでは伝統的に、かがり火を飛び越えることで旧年に別れを告げ、新年を迎える。現代の風習では、花火や爆竹、自家製の発火物を使用することもあり、怪我も多い。
NMEOのジャファル・ミアドファル代表によると、当局は今年、違法な焼夷弾の使用を減らすために特別部隊を設置し、テヘラン警察は祭りの約2カ月前から密輸業者や販売業者を監視した。その結果、約1000万個の焼夷弾が押収された。
テヘラン消防安全サービス局には、火曜日だけで7000件近くの緊急通報が寄せられた。手製の手榴弾を使用したティーンエイジャーのケースもあった。住民はバルコニーや住宅の屋上から焼夷弾を投げる人々を見たと報告している。
この祭りをより安全なものにしようとする当局の努力にもかかわらず、毎年多くの犠牲者が出ている。2023年には負傷者が4,300人を超え、26人が死亡した。
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