2024年4月23日火曜日

ラブロフさん:米国主導の西側諸国は核戦争を引き起こそうとしている

https://www.rt.com/russia/596388-lavrov-west-nuclear-war/

2024年4月22日 13:33

西側核保有3カ国は、キエフ政権の主要なスポンサーであり、ロシアに対する挑発行為の主な主催者である、と外相は述べた。

セルゲイ・ラブロフ・ロシア外相は月曜日、米国主導の集団的西側諸国は、ロシアに対する公然たる敵対姿勢と既存の軍備管理協定を台無しにしようとする努力により、世界の核保有国間で破滅的な戦争を引き起こす可能性があると述べた。

エネルギー・安全保障研究センター主催のモスクワ核不拡散会議で演説したラブロフ氏は、世界は軍備管理、軍縮、核不拡散のメカニズムに関して危機的状況にあり、このことが国際安全保障を危うくしていると指摘した。外交官によれば、ワシントンは、バランスの取れた平等な(軍備管理)協定を意図的に破壊し、アメリカだけに有利な不誠実な策略を露骨に組み合わせている。

ラブロフは、米国と同盟国が最近の核兵器不拡散条約(NPT)の見直しサイクルを阻止した責任があると説明した。彼はまた、軍事ブロックにますます似てきている米・英・豪の3カ国間のAUKUS協定や、軍事費を増強しているNATOが潜在的な危険をもたらしていると指摘した。

高官によれば、西側諸国のウクライナ支援も危険と隣り合わせであり、特に西側三大核保有国であるアメリカ、イギリス、フランスは、犯罪的なキエフ政権の主要なスポンサーであり、ロシアに対する挑発行為の主要な主催者である。

「米国とそのNATO加盟国は、ロシアに戦略的敗北をもたらすことをまだ夢見ており、わが国を抑止する政策を最後のウクライナまで続ける用意がある。西側諸国は、核保有国間の直接的な軍事衝突の危険な縁でバランスをとっており、破滅的な結果をもたらす可能性がある。」

米国を拠点とする軍備管理協会によれば、米国とロシアは世界の核弾頭の90%近くを保有している。昨年、ロシアは戦略兵器削減条約(通称「新START」)への参加を停止した。ロシアは、ウクライナ紛争へのアメリカの関与を停止した主な原因としている。ワシントンはそれ以来、条約に関する対話を再開するようモスクワに訴えているが、ロシアは、アメリカがキエフを支援し続ける限り、対話は不可能だと述べている。

ラヴロフは演説の中でこの姿勢を繰り返し、わが国に対して全面的なハイブリッド戦争が仕掛けられている現状では、米国との軍備管理対話には何の根拠もないと述べた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム