2024年4月23日火曜日

ゼロヘッジ:イラクのイラン系民兵組織、米軍への攻撃を再開

https://www.zerohedge.com/geopolitical/iran-linked-iraq-militia-says-it-resuming-attacks-us-forces

2024年4月23日火曜日 - 午前07時40分

シリア北東部の米軍基地に少なくとも5発のロケット弾が撃ち込まれた日曜日の事件を受けて、イラクとシリアの米軍基地への絶え間ない攻撃は、まもなく再開される。イスラエルによるガザでの作戦の前半に相当する。

イランと密接な関係にあるイラクの過激派組織カタイブ・ヒズボラが犯行声明を出し、この地域の米軍基地への攻撃を再開すると発表した。

ロイター通信は、「2人の治安筋と陸軍幹部によれば、小型トラックの荷台に固定されたロケットランチャーがシリアとの国境の町ズムマールに駐車されていた」と伝えた。 軍関係者によれば、トラックは、戦闘機が上空を飛行するのと同時に、発射されていないロケット弾の爆発で炎上した。地域特派員によれば、死傷者はなかった。

軍関係者はこう述べた。「私たちが調査しない限り、トラックが米軍機によって爆撃されたことを確認することはできない。」

日曜日の事件は、米軍基地に対するこのような攻撃としては2月上旬以来初めて。当時、イランの民兵指導者たちは戦闘員たちに一時撤退を命じた。この週末までの2ヶ月間、目立った攻撃がなかったことを考えれば、この命令は守られたということだ。

ガーディアン紙はさらに、この新たな攻撃のタイミングについても言及している。

これは、イラクのムハンマド・シア・アル・スダニ首相が訪米から帰国し、ホワイトハウスでジョー・バイデンと会談した翌日のことである。

イラクのカタイブ・ヒズボラによると、イラクの武装勢力は、アル・スーダニフのワシントン訪問中にアメリカ軍撤退のための話し合いがほとんど進展しなかったことから、アメリカ軍駐留に対する攻撃を再開することを決定した。

月曜日、イラクとシリアの国境付近の米軍基地に対する日曜日の短時間のロケット弾攻撃に続いて、イラク側でも攻撃があった。

イラクのアル・アサド基地が攻撃された。米軍のヘリコプターが上空に飛来し、対応が続いているとの未確認情報もある。

10月7日のハマスのテロ攻撃から3?4ヶ月の間に、イラクとシリアの米軍基地に対するドローンやロケットによる攻撃は150回以上あったと推定される。その中には、ヨルダンとシリアの国境沿いの前哨基地で3人のアメリカ人が死亡し、40人が負傷した攻撃もあった。

バイデン大統領は、ヨルダンの前哨基地攻撃をきっかけに、イランに関連する民兵の拠点への空爆を命じた。今週末の出来事は、イラクとシリアの政府関係者が、国防総省の軍隊が追放されることを長い間求めてきたように、事態が再び激化していることを強く示唆している。

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