ゼロヘッジ:元モサド長官、イランの核施設攻撃は「検討の余地がある」と発言
2024年4月18日(木) - 午前12時20分
イランの指導者たちは水曜日、テヘラン北部の基地で行われた軍事パレードに出席し、攻撃用ドローンや弾道ミサイルの展示を行った。
イラン軍のトップであるアブドラヒム・ムサヴィー将軍は、国営メディアに引用されたように、軍の集会で演説し、「現在、われわれは起こりうる悪に対処する準備態勢にあり、今日全国で披露したのは、われわれの能力のごく一部である。」と述べた。
エブラヒム・ライシ大統領も毎年恒例の軍事パレードに出席した。彼は、イスラエルによる「ほんのわずかな侵略」や攻撃であっても、「大規模で過酷な」対応になると警告した。
ライシの断固とした警告の直後、イスラエルのモサド情報部の元部長が、ネタニヤフ政権が現在検討しているイスラエルの報復措置の一環として、イランの核施設を攻撃することは「テーブルの上にある」と明言した
ゾハル・パルティというスパイ機関の元長官は、ネタニヤフ首相がイランの「機密施設」を攻撃できることは「疑いない」と述べた。
さらにパルティは、イスラエルの報復作戦の時期を決める問題は「まだ進行中」であり、ネタニヤフ首相に「できるだけ早く」攻撃するよう求めている高官もいると述べた。火曜日の戦争閣僚会議では、特に西側から国際的な支援を得るべきだと主張する者もいた。
テヘランは「抑止力確立の方程式を変えた」と自負している。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、現状と誤算の可能性を次のように的確に表現している:
イスラエル軍は長い間、明確な方針に従ってきた。敵が攻撃してきたら、二度と攻撃してこないように激しく反撃する。その抑止力はもはや機能していない。
イランが週末にイスラエルに大規模なミサイルとドローンによる攻撃を行った後、イスラエルが報復すれば再び攻撃すると脅している。レバノンの民兵組織ヒズボラは、イスラエルによる頻繁な攻撃にもかかわらず、ほぼ毎日イスラエル軍に発砲している。イスラエル政府当局者によれば、1200人が死亡した10月7日の攻撃で打撃を受けた後でも、ハマスはイスラエルに向けてロケット弾を発射し続けている。
弱みを見せることを恐れて妥協しようとする国がなく、すべてのプレーヤーが抑止力を高めようとしている。地域紛争に陥る危険性が高まっている。
一方、イギリス、フランス、ドイツはイスラエルにトップクラスの外交官を派遣し、危機の緩和を促している。バイデン政権も、イスラエルがイスラム共和国に直接反撃することに乗り気でない。ネタニヤフ首相は、安全保障に関して『われわれはわれわれ自身の決断を下す』と断言している。
ドイツのアナレーナ・バーボック外相は、ネタニヤフ首相との非公開の会談後、「誰もが今、慎重かつ責任を持って行動しなければならない。」と述べた。
「エスカレートすることは誰のためにもならない。イランの安全保障のためでも、ハマスの手中にある何十人もの人質のためでも、苦しんでいるガザの住民のためでも、イランの政権下で苦しんでいる多くの人々のためでも、単に平和に暮らしたい地域の第三国のためでもない。」と絵本作家は付け加えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム