ゼロヘッジ:米国最大の製油所が悪天候による突然の停電で部分操業停止に見舞われる
2024年4月11日(木) - 午後09時55分
テキサス州ポートアーサーにあるMotivaのポートアーサー製造コンプレックスは、日量63万バレルの原油を生産する北米最大の製油所である。この地域の悪天候による停電のため、水曜日にいくつかの処理装置をシャットダウンした。
Motiva社は、水曜日の現地時間午前5時45分頃、「ポート・アーサー地域に影響を及ぼした悪天候による電力供給停止により、製油所において予期せぬ中断や重要機器の停止が発生した」と発表した。
Bloombergによると、影響を受けたのは真空パイプスチル2号機と4号機。Wood Mackenzie/Genscapeのデータによると、これら2基の合計原油処理能力は日量30万バレル。
「ガソリンやディーゼルのような燃料を生産する重要な部分である、いわゆる二次装置も、流動接触分解装置3や遅延コーカー1など、影響を受けた。規制当局に提出された書類には、どのプラントが停止し、どのプラントが中断したかは明記されていない」とブルームバーグは指摘した。
ポート・アーサー製油所が部分的に操業を停止したというニュースは、卸売ガソリン価格が上昇し、ポンプ価格が上昇を続けている最中に飛び込んできた。
ガス先物は停電が発覚して以来2%上昇している。
ブルームバーグは、「同工場は、今回の事故によって発生した二酸化硫黄やその他の大気汚染物質の過剰排出を制限するための作業を行っていた。その期間は木曜日の夕方までの36時間に及ぶ可能性がある」と述べている。
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