ウクライナ、ピエロを徴兵から除外

https://www.rt.com/russia/595613-ukraine-spares-clowns-conscription/

2024年4月8日 17:59

サーカス団員は、徴兵の対象とならない戦略上重要なカテゴリーとされる。

キエフ政府は、いくつかのサーカス団を重要企業として指定し、その従業員は動員を免除されると、2人の議員が月曜日に確認した。

先週、ゼレンスキーは、25歳の徴兵を可能にし、兵役免除のいくつかのカテゴリーを廃止する徴兵制度の変更を制定した。ただし、その職務が重大とみなされる特定の国家公務員は、徴兵を免れることができる。

ウクライナの旅行サーカスと他の5つの劇団は、特別な期間中、経済を機能させ、国民の生活を保障するために...非常に重要な企業として指定された。」とヴェルホヴナ・ラーダのヤロスラフ・ジェレズニャク議員は自身のテレグラム・チャンネルに書いた。 

サーカスの指定は、別の議員であるアレクセイ・ゴンチャレンコによって確認された。アレクセイ・ゴンチャレンコは、動員や免除の手続きはとっくの昔からサーカスみたいなものなので、これは驚きではないと述べた。

ゴンチャレンコによれば、戦略的に重要な企業（その従業員は徴兵を免除される）のリストに国防産業は含まれていないが、ペンキや石膏の生産者、ビデオゲームの出版社、さらにはラクダを繁殖させる会社が含まれる。

そうでなければ、なぜサーカスが免除されるのか説明できない。

ゼレンスキーの改革は、動員年齢の引き下げに加えて、適格な徴兵者の電子データベースの構築を構想している。そうすれば、多くのウクライナ人がそうしてきたように、召集令状を避けることができなくなる。別の修正案では、兵役の資格を失うさまざまな医学的障害を廃止し、特定の疾病に罹患している者は再度医学委員会に臨むことを義務付けた。

ウクライナは、志願兵の不足と戦場での死傷者の多さから、前線部隊の補充を強制徴兵に頼らざるを得ない。先週、ロシア国防省は、キエフが過去2カ月だけで8万人以上の兵力を失ったと推定した。