2024年4月16日火曜日

スコット・リッター:ウクライナは米国に所有されている イスラエルは逆

https://sputnikglobe.com/20240415/scott-ritter-ukraine-owned-by-us-while-with-israel-its-the-other-way-around-1117944704.html

ウクライナの高官たちは、テルアビブが週末にイランの前代未聞のミサイルと無人機による攻撃をかわそうとしたとき、イスラエルに対するアメリカの注目と支援の高まりに、傍観者的な印象を抱かざるを得なかった。「それには理由がある」と元米海兵隊情報将校で国連兵器査察官のスコット・リッターは言う。

ゼレンスキーは日曜日にXで、アメリカの議員たちにウクライナのことを忘れないように懇願。バイデンが半年前に約束した支援を実現させ、この時期にアメリカの同盟国を強化する決定をアメリカ議会が下すことが重要だと述べた。

ゼレンスキーの発言は、ドミトロ・クレバ外相も同じである。クレバは月曜日、記者団に対し、ウクライナもまた、イスラエルが得たような直接的な軍事援助という形と同じでなくとも、西側パートナーからの援助を必要としていると語った。「われわれがパートナーに求めるのは、たとえイスラエルと同じように行動できなくても、必要をわれわれに提供してくれれば、あとはわれわれ自身でやる。」

「ウクライナにはっきりさせておこう。イスラエルとウクライナの違いは、好むと好まざるとにかかわらず、イスラエルは米国へ支援を買って出ているのに対し、ウクライナは買って出ていない。」とスコット・リッター氏はスプートニクに語った。

「アメリカはあなたたちのことなど気にしていない。」スコット・リッターがウクライナの妄信的な権利意識を非難

スプートニク (@SputnikInt) 2024年4月15日

イスラエルはAIPACを通じて、アメリカの議会をほとんど買収している。アメリカの大統領も買収した。アメリカのメディアも支配している。その結果、アメリカはイスラエルを擁護するようになった。ウクライナの場合は逆だ。

アメリカはウクライナを買収した。ウクライナは友人でもなければ、同盟国でもない。ウクライナは、アメリカがロシアに対する外交政策と国家安全保障の目的のために利用する道具だ。アメリカは、ロシアに問題を引き起こすという我々の目的を促進する限りにおいてのみ、ウクライナに武器を提供する。アメリカはウクライナに勝ってほしくない。ウクライナのことなど気にかけない。アメリカは、ウクライナに継続させるために必要なものを与えるだけだ。そして、ウクライナが死者を葬るのを傍観する。リッターは、アメリカの体制側の感情を代弁して言った。

ウクライナは自分の義務を果たした。ウクライナはロシアに問題を引き起こした。しかし今、ウクライナは不都合になった。アメリカは、これ以上金をかけず、これ以上援助することなく、ロシアが仕事を終えるのを傍観する。私たちにとって、ウクライナは重要ではない。ウクライナはイスラエルではない。アメリカの所有物でもない。アメリカはウクライナのために戦い、死ぬつもりはない。リッターはこう総括した。

イスラエルは土曜の夜、アメリカ、イギリス、フランス、ヨルダンから前例のない軍事支援を受けた。4月1日にイスラエルがシリアのダマスカスにあるイラン大使館を攻撃したのに対抗して発射されたイランの無人機とミサイルの弾幕を撃ち落とすために、各国は戦闘機をスクランブル発進させ、地上と海上に防空・ミサイル防衛システムを配備した。外国からの援助と自国の高度な防空・ミサイル防衛網にもかかわらず、イランの発射物の一部は通過し、イスラエルの重要な空軍基地2カ所を攻撃した。

イランは勝利を手にした。バイデンはネタニヤフに、米国はイスラエルのイランに対するいかなる侵略も支持しないと警告した。

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