パキスタンで反イスラエル・デモ隊がKFCに放火
https://www.rt.com/news/595236-pakistan-protests-gaza-kfc/
2024年4月1日 17:29
パキスタン・イスラム共和国では、ガザ紛争をめぐって欧米企業のボイコットを求める声が高まっている。
AFP通信によると、パキスタン統治下のカシミール地方で金曜夜、反イスラエルのスローガンを唱える群衆がKFCのファーストフード店に火を放ち、50人以上が逮捕された。
ミルプール市の警察署長が週末に同紙に語ったところによると、デモの最盛期には400人近いデモ参加者が集まり、警官隊との衝突を引き起こした。
「抗議は特定のエリアでしか行えないと言っていた。数が増え、KFCに向かった。」
カムラン・ムガールがAFPに語ったところによると、デモ隊が石を投げつけ、9人の警察官が負傷した。
群衆はファストフード店に火をつけ、「KFCを燃やしてやる」と叫び、火から逃れるために通りに飛び出した。
AFP通信によると、建物は完全には燃えていない。ソーシャルメディアに流れた動画には、窓ガラスが割れ、家具が壊れ、設備が破損している様子が映っている。
イスラム共和国であるパキスタンは、イスラエルとハマスの紛争が続く中、ここ数ヶ月KFCをボイコットする声が高まっている。
ケンタッキーフライドチキンとして知られるKFCは、マクドナルドに次ぐ世界第2位の外食チェーン。2019年12月現在、世界150カ国に22,000以上の店舗を展開している。その親会社であるヤム・ブランズは、イスラエルでの事業継続の決定とイスラエルの新興企業への投資をめぐってボイコットに見舞われている。
欧米の数多くの大手ブランド、特にアメリカの大手ファストフード企業は、イスラム諸国において、イスラエルのガザ戦争を支援している企業を標的にしたボイコット・キャンペーンによって顧客を失い、利益も悪化している。
イスラエルは昨年10月、ハマス過激派による同国南部への侵攻を受け、ガザでの作戦を開始した。この攻撃で1200人以上が死亡し、多数の人質が拉致された。パレスチナ保健省によれば、イスラエルの作戦によって少なくとも32,000人が死亡した。国連人権理事会の報告者であるフランチェスカ・アルバネーゼは、イスラエルがこの飛び地でジェノサイドを行っていると非難した。
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