モスクワ、キエフにテロ容疑者の引き渡しを要求
https://www.rt.com/russia/595190-ukraine-terrorism-suspects-demand/
2024年3月31日 16:29
ロシアはウクライナに対し、スパイ長官を含むテロに関与したと思われる人物の引き渡しを要求している。
ロシア外務省が日曜日に発表したところによると、モスクワはウクライナに対し、キエフの国内スパイ組織のボスであるヴァシリー・マリュクを含むテロ容疑者全員の引き渡しと、そのような個人やグループが行っている関連活動への支援を直ちに停止するよう要求した。
同省によると、国連が採択した「爆弾テロ抑止国際条約」と「テロ資金抑止国際条約」に基づく要求を正式にキエフに連絡した。要求には、モスクワが特定した、最近のロシアに対するテロ攻撃に関連する容疑者全員の即時逮捕と身柄引き渡しが含まれている。
全世界に衝撃を与えたクロッカス市庁舎への致命的な攻撃は、我が国が最近経験した最初のテロ攻撃ではない。
「ロシアの管轄機関が実施した調査によれば、これらの犯罪の痕跡はすべてウクライナに通じている」と強調した。
少なくとも144人の死者と500人以上の負傷者を出したコンサートホール襲撃事件とは別に、同省は、軍事ブロガーであるマクシム・フォミン(ヴラドレン・タタルスキーというペンネームで知られている)の暗殺、クリミア橋の爆破事件、キエフによっていわゆるロシア義勇軍(RDK)の仕業とされた最近のベルゴロド州などへの越境襲撃事件などを挙げている。この準軍事組織は、ウクライナに協力するロシア人で構成されていると宣伝されており、モスクワによってテロ組織として指定されている。
同省は、ウクライナ安全保障局(SBU)のヴァシリー・マルユク局長を除けば、関与が疑われるとして要求した人物の名前は明らかにしなかった。同スパイのボスは3月25日、ウクライナが2022年10月にクリミア橋爆破テロを組織したことを認め、ロシアにおける他のテロ攻撃の組織に関する詳細を明らかにした。
「ロシアの要求に応じなければ、テロとの戦いに関するウクライナの国際的な義務違反となり、国際的な法的責任を問われる。」と同省は警告した。
「国際テロとの闘いはすべての国家の責任である。ロシア側はキエフ政権に対し、テロ活動へのいかなる支援も直ちに停止し、実行犯を引き渡し、犠牲者の損害を補償するよう要求する。」と強調した。
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