ロシアと中国の取引の90%は自国通貨で
https://www.rt.com/news/597694-russia-china-transactions-national-currencies/
2024年5月16日 06:45
大半をルーブルと人民元に切り替えるという決断は時宜を得たもので、貿易の力強い後押しにつながった、と社長は言う。
ウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアと中国間の取引の大半は、米ドルを避けて自国通貨で行われていると述べた。
木曜日に北京で行われた中国の習近平国家主席との会談で、プーチンは特に貿易における両国の深い協力関係を称賛した。
モスクワと北京の関係は、相互尊重、善隣、相互利益の原則に基づいている」とプーチンは述べた。プーチンは、コロナウィルスの流行や、第三国による我々の発展抑制を目的とした行動にもかかわらず、両国は様々な分野で強固な投資ポートフォリオを構築しており、貿易量は着実に増加していると付け加えた。
我々の貿易の流れを拡大する強力な原動力となったのは、取引が自国通貨で行われるようにするという我々のタイムリーな共同決定である。今日、すべての支払いの90%がルーブルと人民元で行われている」とロシア大統領は述べた。
プーチンによれば、ロシアと中国の貿易額は2023年に25%近く急増し、2270億ドルに達する。
プーチンは2日間の日程で中国を公式訪問中で、今月初めに5期目の大統領に就任して以来初の外遊となる。ロシアと中国の首脳、そして両国の高官たちは、二国間関係や経済協力、ウクライナ紛争を含む国際情勢など、幅広い問題について会談を行う予定だ。
プーチン大統領は特に、自国の通貨を戦闘の道具として使っているワシントンを非難し、それが世界の信頼を損ねていると述べた。
2022年2月のウクライナ紛争開始後、アメリカはロシアの中央銀行をドル取引から切り離し、その後、ロシアへのドル紙幣の輸出を禁止した。プーチンはワシントンの制限を、アメリカの権力と経済を弱体化させるだけの完全な愚策と呼んでいる。
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