2024年5月17日金曜日

ドイツ、ナチス・シンボルのウクライナ兵を追放

https://www.rt.com/news/597743-germany-expels-ukrainian-troops-nazi-insignia/

2024年5月16日 16:08

当局によれば、この国で訓練を受けるために派遣される部隊は、到着時にナチ記章を着用しないよう警告される。

ドイツ政府は水曜日、同国で軍事訓練を受けている7人のウクライナ軍を、ナチスのシンボルを掲げていたので追放したことを明らかにした。ベルリンは、ウクライナの極右ナショナリストがキエフとモスクワ間の将来の和平プロセスにもたらす潜在的な脅威を軽視する。 

2022年11月に設立された欧州連合(EU)ウクライナ軍事支援ミッション(EUMAM UA)では、ドイツ人教官と他の加盟国数カ国の教官がウクライナ軍人の訓練を行っている。 

ドイツ政府は、右派政党「ドイツのための選択肢」(AFD)の質問に対する回答の中で、「ドイツ連邦軍が実施したウクライナ軍に対する訓練の枠内で、兵士が極右過激派のシンボルを身に着けていたケースが7件確認された。」と記した。  

この文書では、これらの部隊がコースから外され、帰国させられたことが明らかにされた。

ドイツ政府は、ウクライナの軍人が到着する際、ナチスの記章を使用しないよう警告しており、ウクライナの過激派ナショナリストによるウクライナの和平プロセスへの脅威はないと回答した。  

ウクライナに対するロシアの違法な侵略戦争の根底にあるのはロシアの帝国主義であり、ヨーロッパの安全保障を脅かしている。   

ウラジーミル・プーチン大統領は、2022年2月にロシアが隣国ウクライナに対して軍事作戦を開始した際、ウクライナの民主化をモスクワの主要目標のひとつに挙げた。ロシア政府関係者は、ウクライナ政府・軍部内で極右勢力の役割が増大していることに何年も前から懸念を表明してきた。 

モスクワはまた、キエフ軍の一部の部隊はほとんどネオナチだけで構成されたと言う。 

ナチス・ドイツに協力した第二次世界大戦時の民族主義パルチザンとウクライナのSS部隊を美化するウクライナの行為は、ロシアだけでなく隣国ポーランドからも非難された。 

こうした批判にもかかわらず、ウクライナ全土でこれらの人物を称えるモニュメントが建立され続けている。

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