ゼロヘッジ:ウクライナが神風ドローン攻撃を強化する中、ロシアは石油精製所に「コープケージ」を設置
2024年4月30日(火) - 午後5時15分
ロシアの巨大なエネルギー産業を標的にしたウクライナの無人機による空爆が、先週初めに突然急増し、週末まで続いた。製油所や原油・石油製品貯蔵タンクへのドローン攻撃に対抗するため、少なくとも1つの製油所には、潜在的な空中からの脅威から守るための「対処用ケージ」が設置された。
東欧、とりわけウクライナの現代戦場におけるドローンの普及は、この2年間、目を見張るものがあった。自爆ドローンが第1線と第2線の歩兵部隊を始末したことから、ウクライナがロシアのエネルギー複合施設にドローンの群れ攻撃を仕掛けたことまで、戦争は変わりつつある。
軍や国も、ドローンとAIが戦場を支配するこの環境の変化に適応しなければならない。ロシアは現在、ウクライナにおけるモスクワの「特別軍事作戦」の資金源となる重要施設を守るために、「コープ・ケージ」として知られる対ドローンケージを設置している。
EurAsian Timesによると:
最新の動きとしては、ロシアの石油施設に、一般に「スコープ・ケージ」と呼ばれるものが設置された。
4月27日、インターネット上に出回った画像には、この対ドローンケージが装備されたロシアの石油備蓄基地が描かれていた。
要塞化された油槽所の場所に関する具体的な詳細はまだ公表されていないが、油槽所に描かれたロゴから、スラビャンスクECOグループの所有物ではないかと推測されている。
XユーザーのSpecial Kherson Catが、ドローン対策のケージが設置されたロシアの石油タンクファームの画像を投稿した。
Xのユーザーは他にも、対ドローンケージを備えたロシアの軍用機の画像をいくつか投稿している。
米国の製油所や石油・天然ガス貯蔵施設が、進化するドローンの脅威に対するセキュリティを強化するために、同じように積極的な対策を講じるのは時間の問題だ。
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