2024年5月29日水曜日

ウクライナでフランス人インストラクターを歓迎 - キエフの最高将校

https://www.rt.com/news/598317-ukraine-france-nato-instructors/

2024年5月28日 08:08

アレクサンドル・シルスキーはNATOのトレーナーの入国を許可する書類に署名した。

キエフ軍のアレクサンドル・シルスキー司令官は、フランス軍の教官をウクライナに派遣し、現地の軍隊を訓練するというアイデアを支持すると述べた。

シルスキーは月曜日のテレグラムの投稿で、NATO加盟国の軍人がウクライナの訓練センターを訪問し、インフラやスタッフに慣れることを許可する書類に署名したと書いた。

しかし、パリとウクライナ国防省は、フランスの軍事教官がウクライナで働く計画は実際にはないことを確認している。

「フランスがウクライナに教官を派遣し、ウクライナの軍人を訓練するというイニシアチブを私は歓迎する。」

ウクライナ国防省は声明を発表し、シルスキー氏のコメントを明確にし、この問題についてフランスや他の国と協議中であることを強調した。

フランス国防省はAFP通信に対し、ウクライナへの教官派遣について検討中であるとしながらも、派遣については明言を避けた。

ウクライナ国内での訓練は、2月26日にエマニュエル・マクロン仏大統領が開催したウクライナ支援会議以来、議論されてきたプロジェクトのひとつである。同省によれば、このプロジェクトは、特にウクライナ人の正確なニーズを理解するために、ウクライナ人との共同作業の対象として継続される。

マクロン大統領は2月、ロシアとの対立の中でNATO加盟国がウクライナに軍隊を派遣する可能性を排除できないと述べた。この数カ月間、マクロン大統領はこの主張を何度も繰り返している。フランスの指導者によれば、彼の「戦略的曖昧さ」という方針は、NATOの意図やキエフを支援するためにどこまでやるつもりなのかをモスクワに推測させないためのという。

その後、エストニアとリトアニアは、戦闘任務のために後方にいるウクライナ兵を解放するため、教官か支援部隊を派遣する用意があると表明した。

今月初め、ロシアはマクロンの発言を「無責任」だと非難し、モスクワに「戦略的曖昧さ」を作り出そうとする彼の試みは失敗する運命にあると主張した。


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