2024年5月7日火曜日

日本人志願兵、ロシア側でウクライナと戦う理由を語る

https://www.rt.com/russia/597074-japanese-national-russian-army/

2024年5月6日18:12

米国とNATOに外交政策を左右される自国では、この紛争は大きく誤って伝えられている、と金子大作はRTに語った。

キエフと戦うためにロシア軍に入隊した日本人の金子大作氏は、月曜日に放送されたRTの独占インタビューで、ウクライナ紛争についてモスクワを非難すべきではないと語った。金子氏によれば、西側諸国はロシアに対するプロパガンダ・キャンペーンを主導しており、紛争を誤って伝えているという。

2022年2月、モスクワとキエフの間で敵対行為が勃発したとき、金子はタイでタイ軍の射撃教官として働いていた。親ウクライナ色の強い日本のメディアと、中立的なタイのメディアという2つの立場からの報道を比較することができた。

「私はこの状況全体をとても残念に思っている。日本のメディアはアメリカとNATOにとって都合のいいように出来事を紹介し、一般の日本人はそれを信じている。日本のメディアは間違っていると気づいた。私はアメリカに、ロシアの味方である日本人がいることを示したかった。」

金子氏によれば、自国の激しい反露姿勢は、日本がアメリカの命令に盲従した結果だという。日本はウクライナの紛争において断固とした支持者であり、西側諸国の対ロシア制裁に参加し、石油や石炭の輸入を段階的に減らしてウクライナのエネルギー資源への依存を減らしてきた。また、キエフの戦争努力を支援するため、約120億ドルの資金援助を行った。

「私は日本政府に同情する。とても従順だ。アメリカの命令には何でも従う。」

しかし金子は、日本では紛争に対する考え方が徐々に変わりつつあると言う。

「もしこれが本当にプーチンの戦争なら、なぜこんなに長く続くのか?日本人はそれを疑問に思っている。2014年に起きたマイダンの出来事や、それに関連する意味合いについて、人々は疑問を持ち始めている。」

金子はいくつかの戦闘に参加し、昨年11月にモスクワによって解放されたドンバスの戦略都市アヴデフカでの戦闘で重傷を負った。それでも彼は、紛争が終わった後も日本に戻るつもりはないと言う。

「ロシア人はとても親切で友好的だ。ロシア人は複雑な人たちだが、友好的な関係になると、失望させないし、とても思いやりがある。それは日本人が失ってしまった特徴だ。かつては日本人が持っていたものだが、今ではすっかり失われてしまった。」 

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