ゼロヘッジ：ウクライナの重要拠点がロシアに陥落間近

https://www.zerohedge.com/geopolitical/key-ukrainian-stronghold-about-fall-russia-zelensky-touts-victory-plan-dc

2024年9月25日水曜日 - 午前07時50分

日曜日からアメリカに滞在しているウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキーは、バイデン大統領、カマラ・ハリス副大統領、ドナルド・トランプ前大統領に「勝利プラン」を提示する。

彼は火曜日に発表されたABCニュースのインタビューで、「私たちは私たちが思っているよりも平和に近づいていると思う。」と述べた。彼は、ウクライナが西側の支援者の助けを借りて「強い立場」に立った場合にのみ、このことが保証されると述べ、戒めた。

彼はいわゆる勝利プランについて、ロシアとの交渉に重点を置いているのではなく、むしろ「外交的な出口への橋渡しであり、戦争を止めるため。」と述べた。

「我々は非常に強く、非常に強くなければならない。」とゼレンスキーは言い、これは「迅速な決断」に大きく依存している。彼は最近も、NATOがロシアへの長距離ミサイル攻撃を容認するよう要請していることについて、ワシントンが「大胆な」決断を下す必要があると述べている。

「誰もが（バイデンを）尊敬している。自国を守るためにはこれが必要だ。」と彼はABC放送に語った。ウクライナもまた、NATO加盟への確固たる道を望んでいる。

彼はさらに、自身の計画は「ウクライナ、ウクライナ軍、ウクライナ国民の強化」にあると述べた。ウクライナ軍とウクライナ国民を強化することでしか、（ロシアの）プーチン大統領に戦争をやめさせることはできない。彼はこう強調した。「だから、我々は友人にお願いしている。」

ゼレンスキーが戦況を楽観視しているにもかかわらず、ロイターは火曜日、キエフにとってさらに悪いニュースを伝えた。

「ロシアの戦争ブロガーや国営メディアによると、ロシア軍はウクライナ東部の町ヴフレダルへの襲撃を開始した。

「オープンソースの複数の地図によれば、ウクライナ軍がロシアのクルスク地方に侵攻し、モスクワに兵力を迂回させようとしたにもかかわらず、ウクライナ東部のロシア軍は8月に過去2年間で最も速い速度で前進した。」

有名な地方ジャーナリストであり戦争観察者でもあるレオニード・ラゴージン（元BBC）は、ヴフレダルにおけるウクライナ軍の状況が悪化していることに同意する。

「前線の状況は、ゼレンスキーとバイデンの首脳会談にとってこれ以上悪いことはない。」とラゴニズは書いている。

ゼレンスキーはワシントンで、ドンバスで自軍が苦境に立たされているにもかかわらず、タカ派的な主張を強めている。

「ロシアを和平に追い込むことが必要だ。」とゼレンスキーはABCに語った。しかし、今のところ、反対の状況が進展している。