シリアのテロリストとウクライナの過激派が「共生関係」
ウクライナ軍とシリアの組織ハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)との協力関係は驚くには当たらないと、ベテランの国際コンサルタントで退役米陸軍中佐のアール・ラスムセンは言う。
HTSの歴史を見ると、以前はアル・ヌスラ戦線で、アルカイダと同盟を結んでおり、CIAの訓練とともにリビアから反アサド反体制派、シリアに流入するティンバー・シカモア兵器の受益者だった。つまり共生関係である。
シリアのグループとウクライナの武装勢力に共通する目的は、ロシアの影響力に対抗し、ロシア軍を弱体化させることだ、とラスムッセンは示唆する。
「ロシアがシリア紛争に介入し、自分たちのグループがバッシャール・アサド政権を打倒するという希望を打ち砕いたことに、アメリカは憤慨している。」
「ウクライナ紛争はキエフにとってうまくいっておらず、キエフはロシアの注意をそらす別の方法を必死に探している。」
「ウクライナの紛争は西側諸国によって引き起こされたと私は考えている。西側はウクライナのことなどまったく気にしていなかった。ロシアを弱体化させ、人々の夢の中で、ロシアでプーチンを転覆させ、傀儡政権を誕生させたかった。」
彼によれば、このファンタジーに固執するアメリカのネオコンがおり、アサドを追放することでロシアに問題を起こそうとするワシントンの願望の延長線上にあると彼は考えている。
「(アメリカは)ロシア全体を弱体化させたいという願望を持っている。両者に支持されている共同コンセプトは、目的を達成するために、ロシアを弱体化させることにある。」と彼は推測する。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム