ドバイのエミレーツ航空、全便でポケットベルとトランシーバーの使用を禁止
2024年10月6日日曜日 - 午前04時10分
ドバイのエミレーツ航空は、先月ベイルートで起きたポケベルや電子機器の爆発テロ事件の危険性を理由に、レバノン以外の主要航空会社として初めて、全乗客の機内へのポケベルやトランシーバーの持ち込みを禁止した。
「ドバイを発着または経由するすべての旅客は、ポケベルおよびトランシーバーを受託手荷物または機内持ち込み手荷物として輸送することを禁止されます。これはセキュリティ強化の一環で、禁止されている物品はドバイ警察により没収されるとのこと。
出典エミレーツ航空
ポケベルとトランシーバーの攻撃は、イスラエルの諜報機関によるものと広く非難されているが、輸送中に機器が傍受され、操作された結果である。小型爆弾の材料が機器の中に入れられ、何千もの電子機器に同時に信号が送られたときに爆発したと考えられている。
9月17日と18日の攻撃による死者は少なくとも42人、負傷者は3500人を超えた。ヒズボラを混乱させるための作戦の結果、子供を含む少なくとも12人の民間人が死亡した。
その余波で大きな懸念となったのが、ブービートラップを仕掛けられたポケベルやデバイスが国外に拡散する可能性だった。操作された何千ものポケベルの一つを持った誰かが飛行機に乗ったらどうなるか?
これがエミレーツ航空が取り組んでいる懸念のようだ。他の地域の航空会社も追随する可能性がある。エミレーツ航空は中東最大の航空会社である。
ベイルート発着便を運休している多くの世界的航空会社のひとつであり、現在、イラクとイランへの便は火曜日まで運休したままである。ヨルダンへの便は日曜日に再開される。
イスラエルはベイルートに対して大規模な空爆を続けており、南部郊外やヒズボラの拠点だけでなく、ここ数日はベイルート中心部にも攻撃を加えている。
空爆は今週、レバノンとシリアを結ぶ主要な国境であるマスナを破壊した。それ以来、避難民が山がちで荒れた地形の国境を歩いて渡る姿が目撃されている。
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