2024年11月12日火曜日

ゼロヘッジ:ドイツAfDを追放する動きが新選挙前に出る

https://www.zerohedge.com/geopolitical/germany-move-ban-afd-may-come-new-elections

2024年11月12日(火) - 午前12時30分
リミックス・ニュース経由
ドイツ政府が崩壊する中、ドイツのための選択肢(AfD)禁止派の中心人物の一人であるCDUの政治家マルコ・ワンダーヴィッツは、新しい選挙の直前に迅速な手続きを取るよう推進している。
「私たちの目的は、この立法期間中に動議を提出し、それを採決し、連邦憲法裁判所での手続きを開始することだ。物事は迅速に動かなければならない。」
CDUのマルコ・ヴァンダーヴィッツ議員は、民主主義を守るためには、国内で2番目に人気のある政党AfDを禁止しなければならないと言う。(出典:Wanderwitz.de)
地方選挙でAfDに敗れたものの、CDUの党員名簿に載ったことで連邦議会への再入りを果たしたワンダーヴィッツ議員は、1年前から禁止動議を提出している。AfDを禁止する動議を提出するには、連邦議会議員の5%に当たる37人の同僚議員の賛成が必要だ。
ワンダーヴィッツは、AfDとつながりのあったザクセン分離主義者グループの3人が逮捕されたことを利用し、同グループが右翼テロとつながりがあると主張している。AfDはザクセン分離派とは無関係であり、このグループを否定している。
左翼の多くが左翼過激派グループと公然のつながりを持っている。現内相のナンシー・フェーザーは、就任直前にアンティファ誌に寄稿した。このグループは政府指定の左翼過激派グループから資金提供を受けている。
ドイツの政治家はこの問題で意見が割れている。CDU党首のフリードリッヒ・メルツは、禁止に反対していないとされるが、新たな展開を見守りたいとしている。一時は反対していたFDPも、今では禁止に近づいている。注目すべきは、両党とも、禁止が進めばライバルのAfDから有権者を獲得できる立場にある。
緑の党は、法律の専門家との協議を含め、禁止に向けた段階的なプロセスを望んでいる。
ワンダーヴィッツ自身は、少なくとも彼が主導権を握っている間は、禁止が実現するまでの期間は短いと見ている。彼は政界を引退することになっており、次の政権が選ばれる頃には、もうその一員ではなくなった。
AfDの禁止には何年もかかる。最終的な禁止には連邦憲法裁判所の承認が必要で、負担は非常に大きい。AfD党の全国投票率は16〜20%で、全国で2番目に人気のある政党である。裁判所がこのような人気政党を禁止したことは一度もなく、この動議が可決された場合、国家的危機に陥る。
AfD追放におけるもうひとつのワイルドカードは、ドナルド・トランプとイーロン・マスクだ。マスクは自身のXプラットフォームで同党の準支持者であることを表明している。主要野党の禁止を含め、ドイツにおける民主主義の後退の動きは、米国の制裁とトランプ率いる米国との緊張の高まりにつながる。
先週、マスクはオラフ・ショルツ首相を「愚か者」と呼んだ。

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