ディズニープリンセス、反トランプ発言を謝罪

https://www.rt.com/pop-culture/607781-rachel-zegler-apology-trump/

2024/11/17 16:23
レイチェル・ツェグラーが、インスタグラムにドナルド・トランフをファックと書いたのは過剰反応だったと語った。
スノーホワイトの主演女優レイチェル・ツェグラーが、ドナルド・トランプ氏の当選に対する自身の反応について謝罪した。
ドナルド・トランプは、先週、トランプがカマラ・ハリス副大統領を破って次期大統領に就任した後、自身のインスタグラムのストーリーにこう書き込んだ。
「私は言葉を失った。トランプ支持者、トランプ有権者、そしてトランプ自身が平和を知りませんように。もう4年間も憎しみが続き、私が住みたくない世界へと私たちを傾けている。娘を育てるのが大変な世界へと私たちを傾けている。」
スティーブン・スピルバーグが映画化したウエスト・サイド物語のマリア役でゴールデングローブ賞を受賞したゼグラー。ちなみに彼女に娘はいない。
保守派は彼女のコメントに激怒した。「ハロー、ディズニー！この女はブタだ。」元Foxニュースの司会者、メギン・ケリーは自身のラジオ番組でこう論評した。
「ソーリー、ディズニー。彼女を今すぐ辞めさせろ。」
ゼグラーは木曜日に謝罪した。
「感情に流されてしまいました。憎しみと怒りのせいで、私たちは平和と理解からますます遠ざかってしまいました。私は、たとえ自分の意見と違っていても、誰もが自分の意見を持つ権利があると固く信じています。私は、より良い明日に向けて積極的に貢献することを約束します。」
ケリーが映画のやり直しについて言及したのは、おそらく意図的だ。スノーホワイトは何度も撮り直され、主人公のプリンセスが王子様に救われるわけでもなく、真実の愛を夢見るわけでもないという、フェミニズム的なメッセージを盛り込んだストーリーにするようゼグラーが要求した。ディズニーが象徴的な7人の小人たちを登場させたのは、背の低い人たちを怒らせることを恐れたからだ。
人々は私たちのことをPCの白雪姫だとジョークを言う。
この映画は春に公開されるが、完成までの道のりは論争に満ちている。ゲーム・オブ・スローンズのピーター・ディンクレイジは、ドワーフをカットするよう求めた。ディズニーがラテン系女優を白雪姫役に起用することにも困惑を表明した。
1938年版の『スノーホワイト』を手がけた父を持つアニメーターのデヴィッド・ハンドは、「私の父とウォルト（・ディズニー）は、この物語の現代版リバイバルに大いに反対する。」と苦言を呈した。
「彼らはストーリーを変え、登場人物の思考プロセスを変えた。もうオリジナルのストーリーではない。彼らは新しいものを作り出している。私は率直に言って、彼らがこのような古典的な映画に手を加えていることは、少し侮辱的だと思う。」