英国警察、親パレスチナ集会で演説したユダヤ人学者を逮捕
https://thecradle.co/articles/uk-police-arrest-jewish-academic-after-speech-at-pro-palestine-rally
英国政府は、イスラエルによるガザでのパレスチナ人虐殺に反対する学者やジャーナリストを厳しく取り締まっている。
ザ・クレードル ニュースデスク
2024年11月4日
11月1日、ロンドンで開催されたパレスチナ支援デモでガザ支持を訴えたユダヤ系イスラエル人教授が、英国で反テロ法により逮捕された。
ハイム・ブレシースは、ツィピ・ホトヴェリ駐英イスラエル大使の国外退去を求めたことで、警視庁から「ヘイトスピーチ」で告発された。
ブレシースは映画監督、写真家であり、ロンドンの東洋アフリカ研究学院(SOAS)の映画研究者でもある。
ホトベリー大使は1月、英国のラジオ番組で、ガザの「すべてのモスク、すべての学校、すべてのセカンドハウス」がハマスが使う地下トンネルに通じていると主張した。
「それはガザのすべての建物を破壊するということか?」と問われたホトヴェリは、「他に解決策があるのか?」と答えた。
国際ユダヤ反シオニスト・ネットワークは金曜日のデモを組織した。
ブレシースの逮捕を映したビデオでは、警察官がこう言った。
「今日、あなたはヘイトスピーチをした。」
ブレシースはこう答える。
「ヘイトスピーチ?私がヘイトスピーチをしたって?
学者は、警察の思い違いではないか、ヘイトスピーチの容疑はデモ中に起きたのではないか、と質問した。警察官は彼の質問に答えることなく、ブレシースを逮捕した。
「なぜ私を拘束するのか理解できない。」ブレシースはそう主張する。
ブレシースを取り囲む活動家たちが、警察官を「反ユダヤ主義」で非難し、警察官に対して、彼が「ヘイトスピーチ」とみなされるような発言をしたことを述べるよう要求している。
同教授は、英国を拠点とするNGO「パレスチナのためのユダヤ人ネットワーク(JNP)」の創設者でもある。
JNPは、「"パレスチナ人がもっとひどい状況に耐えていることを知りながら、ブレシースがたくましさを感じていることを皆に知ってもらいたい」と述べた。
イスラエルによるガザでの大量虐殺に反対する数多くのジャーナリストが、ここ数カ月、英国のテロ法で逮捕されたり、家宅捜索を受けた。
10月17日、英国のテロ対策警察は、親パレスチナ・ジャーナリストでエレクトロニック・インティファーダの副編集長であるエイサ・ウィンスタンリーの自宅を家宅捜索し、テロを助長するソーシャルメディアへの投稿があったとして、電子機器数台を押収した。
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