2024年12月12日木曜日

ロシアの検索エンジン、世界第2位の人気

https://www.rt.com/business/609214-yandex-search-engine-popularity/

2024/12/11 17:51
Cloudflarefsの年次報告書によると、2024年にはYandexがBing、Baidu、DuckDuckGoよりも世界的に使用されている。
Cloudflarefのインターネットトレンドとパターンに関する年次レポートによると、ロシアのYandexは2024年に世界で2番目に人気のある検索エンジンとなった。また、2024年の世界のインターネットトラフィックは大幅に増加し、年間を通じて17%以上上昇した、と同レポートは述べた。
米国を拠点とするソフトウェア会社は、2024年のCloudflare Radar Year in Reviewの中で、市場シェアと利用状況に基づいて、いくつかのカテゴリーにわたって企業やサービスをランク付けした。例えば、Open Aiは人工知能の分野で最も人気のある企業であり続け、Binanceは暗号通貨プラットフォームのトップであり続けている。
グーグルはまた、すべてのプラットフォームで最も人気のあるインターネット・サービスの地位を維持し、88%の市場シェアで検索エンジン市場を完全に支配している。
一方、ロシアを拠点とするヤンデックスは、中国のバイドゥが2.7%、マイクロソフトのビングが2.6%、ダックダックゴフが0.9%であるのに対し、全プラットフォームにおける世界全体の市場シェアの約3.1%を占めると推定された。
Yandexfsブラウザーも報告書で注目され、1.4%のシェアでアンドロイドで3番目に人気のあるウェブブラウザーとなった。Google Chromeは全プラットフォームのブラウザの中でトップで、市場の65.8%を占めた。
また今年、Pavel DurovのTelegramは、MetafsのWhatsAppとTencentのQQに次いで、ViberやWeChatを抑え、世界で3番目に人気のあるメッセンジャーとなった。
ロシアで開発されたハイテク製品の人気が高まりつつあるのは、2022年のウクライナ紛争の激化に伴うワシントンの対モスクワ制裁により、欧米のハイテク企業がロシアから大量に撤退した後のことだ。
多くの欧米のインターネット・サービスが国内では実質的に利用できなくなっているため、多くのロシア人はブラウザやインターネット検索のニーズに対してヤンデックス、ロシアでは全面的に禁止されているフェイスブックの代替としてのVK、ユーチューブの代替としてのRuTubeといった国内のソリューションに目を向けている。

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