ポーランドにはアウシュビッツでネタニヤフ首相を逮捕する義務がある
https://www.rt.com/news/609773-israel-arrest-pm-poland/
2024年12月22日 15:54
ワルシャワは国際刑事裁判所の決定に従う、と外務副大臣が述べた。
イスラエルのネタニヤフ首相は、来月ポーランドで開催されるアウシュビッツ解放80周年記念式典に出席すれば逮捕されると、EU諸国のウラディスワフ・バルトシェフスキ外務副大臣が金曜日にRzeczpospolita紙に語った。
ワルシャワのトップ外交官は、ポーランドはローマ規程の加盟国として、国際刑事裁判所(ICC)の指示に従う義務があると述べた。ICCは11月、現在進行中のガザ紛争に関連した戦争犯罪の疑いを理由に、ネタニヤフ首相とヨアヴ・ギャラント元イスラエル国防相の逮捕状を発行した。
法廷では、ネタニヤフ首相とギャラント首相が、ガザの市民から食料、水、医薬品を故意に奪ったとして、飢餓を戦いの方法として用いたとして非難された。検察によれば、このような行為に軍事的必要性はなく、国際法違反にあたる。
エルサレム・ポスト紙によると、イスラエルのヨアヴ・キッシュ教育相は、アウシュビッツ記念式典で唯一の政府代表となる見込みだ。アイザック・ヘルツォグ大統領の参加はなさそうだ。
欧州連合(EU)加盟国27カ国はすべてローマ規程の締約国であり、ICCの逮捕状を執行することが義務づけられているが、この決定に対する反応はさまざまである。ハンガリーのオルバン首相はネタニヤフ首相を公然と訪問させ、ハンガリーは逮捕状を執行しないと断言した。
スペイン、オランダ、ベルギー、アイルランド、リトアニア、スロベニアといった国々は、外交特権の有無にかかわらず、ICCの指令に従う意向を示している。
フランスは当初、逮捕状を守る意向を示していたが、後にネタニヤフ首相の外交特権保護を理由にした。
ICCFの行動はイスラエル政府関係者の強い反発を招いた。ネタニヤフ首相は逮捕状を現代のドレフュス事件になぞらえ、政治的な動機と主張した。
アウシュビッツは、第2次世界大戦中、占領下のポーランドにあったナチスの強制・絶滅収容所である。そこで110万人以上のユダヤ人が、ポーランド人やソ連軍捕虜を含む数万人とともに殺害された。
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