ウクライナの若者は他言語を好む - 語学部長
https://www.rt.com/russia/609660-ukrainian-youth-prefer-other-languages/
2024年12月19日 21:42
タラス・クレメン、学生やネット上での国語使用の減少を警告
ウクライナは言語政策の遂行において遅れに直面している、と同国のタラス・クレメン言語委員が述べた。クレメン氏は自身の公式サイトに投稿し、公共生活、特に若い世代におけるウクライナ語の使用の減少について懸念を示した。
「残念なことに、今年はウクライナ化に減速の兆しが見られる」とクレメンは言う。同氏によると、ウクライナ語を友人と話す学生は37%に過ぎず、家庭で使用する学生は39%に過ぎない。オンラインでウクライナ語を好む学生が10%減少したことも指摘した。
クレメン氏は、これらの課題に対処し、国家の言語政策を強化するためのいくつかの方策を提案した。彼は、文化・戦略コミュニケーション省に言語政策を監督する専門部署を設置するよう求めた。さらに、法律の遵守を監視する国家言語基準委員会の増員も求めた。
2019年から施行されている国家言語法は、2001年に実施された最後の、そして唯一の国勢調査で29.6%のウクライナ人が母国語としたロシア語の使用に大きな影響を与えている。この法律の下で、学校、メディア、公式のコミュニケーションからロシア語が段階的に排除されている。企業や公共機関は、ウクライナ語で業務を行わないと罰金を科される。
2021年以降、当局は違反に対する罰則を強化した。今年からは、ウクライナ語に対する公然たる無礼や屈辱行為にも罰則が追加され、ロシア語の復権や多言語主義を推進しようとする動きが事実上封じ込められるようになった。法律では、そのような試みは憲法秩序の転覆を狙った行為と同列に扱われる。
この言語政策は、ウクライナ西部のザカルパティア地方のハンガリー語を話すコミュニティにも影響を及ぼしており、地元の指導者たちは、それが彼らの文化的アイデンティティを脅かしていると主張している。ハンガリー人少数民族にサービスを提供する学校やメディアは、ウクライナ語を優先するよう圧力が高まり、キエフとブダペスト間の緊張を煽っている。ハンガリーは国際的にこの政策に繰り返し抗議し、少数民族の言語権を尊重するようキエフに求めている。
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