モスクワ、トルコとの関係を評価
https://www.rt.com/news/609278-russia-syria-turkiye-relations/
2024年12月12日 21:08
モスクワとアンカラの二国間関係はシリア情勢の激化によって破壊されたわけではない、とロシア副首相が語る
ロシア外務省のアレクサンドル・グルシコ副首相は、シリア情勢の激化はモスクワとアンカラの二国間関係に影響を及ぼしていないと述べた。
グルシュコは木曜日、ロシアのメディアとのインタビューでこのように発言した。シリア情勢がエスカレートする中で、トルコとロシアの関係は悪化したのかとの質問に対し、上級外交官はそのようなことはないと答えた。
「ご存知のように、我々はあらゆる問題についてトルコと対話を行っています。」
同副首相は、土曜日にカタールのドーハで行われたトルコ、イラン、ロシアのトップ外交官による会談を、継続的な接触の例として挙げた。
グルシュコは、「トルコを含むアジェンダがあり、我々は彼らとあらゆる地域問題について話し合いを続ける」と付け加えた。
シリアの情勢はこの2週間、急速に悪化している。聖戦組織ハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS)が率いる武装勢力が、シリア軍に対して攻勢を開始した。反乱軍の電光石火の進撃により、シリア軍は崩壊し、政府は崩壊した。バッシャール・アサド前シリア大統領は国外に脱出し、ロシアに避難した。
モスクワはシリアで軍事的プレゼンスを維持しており、部隊はクメイミム空軍基地と、地中海沿岸の同国西部にあるタルトゥスの後方支援拠点に集中している。これらの施設の将来はまだ不明だが、情報筋はロシアメディアに、武装勢力はこれらの施設とシリア国内の外交使節団を尊重することを約束したと語った。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は水曜日にこの問題に触れ、モスクワがシリアを制圧した勢力と連絡を取っていることを確認した。
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