ロシア・クルスク地方で除去される米国寄贈エイブラムス戦車
https://www.rt.com/russia/609524-abrams-tank-kursk-region/
2024/12/18 10:34
ロシア国防省によると、ウクライナが運用する数百万ドルの兵器を2機のドローンが無効化した。
ロシア軍が、ウクライナがクルスク地方に配備した米国供与のエイブラムス主力戦車を使用不能にしたと、国防省が水曜日に報じた。
軍によって公開された映像によれば、ロシア空挺部隊に所属するドローン操縦士は、高価な装甲車を破壊するために2機の神風飛行機を使用した。
この映像は、一人称視点(FPV)のクアッドコプターが戦車を追跡し、砲塔を攻撃する中、戦車が道路を転がる様子を映している。数分後、2機目が同じ場所に接近し、砲塔が本体に取り付けられている脆弱な場所を直撃している。
欧米から寄贈された車両はウクライナのオペレーターによって改造されたようで、上空から守る即席の対ドローンケージが追加されたが、ほとんど役に立たなかった。
同省が公開したビデオは、ドローンパイロットが武器化された航空機をデモンストレーションする場面で締めくくられている。
アメリカの議員たちは以前、キエフへのM1エイブラムス戦車31両(4億ドル相当)の譲渡を承認した。ロシア軍に対する2023年のカウンター攻勢を前に、ウクライナ軍を強化するための西側の努力の一環だった。この作戦は成果を上げなかった。
今月初め、ジェイク・サリバン米国家安全保障顧問は、戦車寄贈はメディアの注目を集めたが、戦場にはほとんど影響を与えなかった支援の例として挙げた。
「エイブラムス戦車は、この戦いにおいて最も有用な装備ではないため、実際に人員不足に陥っている」と彼はレーガン国防フォーラムで語った。
キエフは8月、ロシアのクルスク地方への攻撃を開始した。戦線の他地域への圧力を緩和し、将来の和平交渉の切り札となる領土を確保するためである。
モスクワは、この紛争でウクライナが被った犠牲者を41,000人以上と見積もっている。ロシア政府関係者によれば、西側諸国がいくら軍事援助を行っても、紛争の結果を変えることはできないという。モスクワは、ジョー・バイデン米大統領の退任後の政権が、ウクライナ人を単なる大砲の餌として使い、ロシアに損害を与えるために戦闘に資源を注ぎ込んだと主張している。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム