2024年12月26日木曜日

ロスネフチ株売却を認める政令についてクレムリンがコメント

https://www.rt.com/business/609932-rosneft-bp-share-sale-peskov/

2024/12/25 14:24
ウラジーミル・プーチンは最近、国営石油会社の株式取引を許可した。
ウラジーミル・プーチン大統領がロシアの巨大石油会社ロスネフチ株の取引を承認したのは、現在の経済的・地政学的な状況により極秘にされている企業問題に関連したと、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は水曜日に記者団に語った。  
ペスコフの発言は、この政令がBPのロスネフチ株式売却の準備と関連しているかという質問に対するものであった。2022年に売却を発表したにもかかわらず、英国の石油メジャーはロシア国営企業の株式1400億ドル( 億円)を保有し続けている。
先週、プーチン大統領は、2022年のロスネフチ株式の売却禁止を解除する法令に署名した。同決議は、事業体に対し、ロスネフチおよびその子会社株式の所有権を直接的または間接的に設定、変更、解除、担保設定することを許可する。
観測筋は、この動きはBPのロスネフチ株式19.75%の売却を促進する可能性があると解釈している。BPは2022年2月にロシアへの投資から撤退する意向を表明したが、ロスネフチと3つの合弁事業の売却はまだ決定していない。
BPの関与について質問されたペスコフ氏は、「これは企業発展の問題であり、特に世界経済の環境が厳しく、非友好的であることを考えると、オープンに行うことはできない」と述べた。  
2022年8月、プーチンはロシアの戦略的企業の株式取引を禁止する法令を発布し、友好国の企業が政府の承認なしにロシアの金融・エネルギー資産の株式を売却することを禁じた。この制限は、欧米の制裁の中でロシア経済を外圧から守るために実施された。
ロスネフチの現在の株主には、18.46%の株式を保有するカタールの政府系ファンド、40.4%のロシア国営企業ロスネフテガス、そしてロスネフチの子会社であるRN-NeftCapitalInvestとRN-Capitalがそれぞれ9.6%と0.76%を保有している。
今回の政令は、ロスネフチがシュヴェット製油所を含むドイツ国内の資産売却について交渉している最中に出された。ドイツで4番目に大きなこの施設は、ベルリン市で使用される燃料の90%を供給している。ドイツ政府は2022年にロスネフチのドイツ資産を差し押さえ、管財人の管理下に置いた。

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