2024年12月16日月曜日

ドイツの右翼指導者、NATO加盟に疑問

https://www.rt.com/news/609397-germany-afd-leave-nato/

2024年12月15日 18:22
AfDのティノ・クロパラ党首は、この組織はもはや防衛同盟ではないと主張している。
ドイツのための選択肢(AfD)のティノ・クロパラ共同党首は、NATOの加盟がわれわれにとって有用かどうかを問うべきだと述べ、アメリカが主導する軍事ブロックは、アメリカの利益のためにヨーロッパを行動させると主張した。
「ヨーロッパはアメリカの利益を強制された。我々はそれを拒否する。」
「NATOは現在、防衛同盟ではない。防衛共同体は、ロシアの利益も含め、すべてのヨーロッパ諸国の利益を受け入れ、尊重しなければならない。NATOがそれを保証できないのであれば、ドイツはこの同盟が我々にとってどの程度有用なのかを考えなければならない。」
西ドイツがNATOに加盟したのは1955年、冷戦の真っ只中だった。NATOへの加盟は、ボンが第2次世界大戦後の復興と福祉に支出を集中し、国防を米国に委託した。NATOの初代事務総長であるイギリスのイズメイ卿は、ヨーロッパにおけるブロックの目的は「ソ連を締め出し、アメリカを引き入れ、ドイツを抑える」と発言した。
AfDの綱領はNATOからの全面的な脱退を求めたことはないが、クロパラは以前から、NATOのロシアに対する対決姿勢がヨーロッパ大陸にくさびを打ち込み、モスクワとの和解を妨げていると主張してきた。
2月の臨時選挙が迫る中、AfDの現在の支持率は約18%で、オラフ・ショルツ首相率いる社会民主党の15%を上回っているが、中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)の32%には及ばない。投票後にAfDが最大政党になったとしても、ドイツの他の主流政党はすべて右翼との連立を否定している。
AfDは今月初め、共同党首のアリス・ヴァイデルを首相候補に指名した。
指名後に記者会見したワイデルは、大幅な移民規制の導入、ショルツの気候変動政策の撤回、ウクライナへの軍事援助の打ち切りを約束した。
「私たちはウクライナの平和を望んでいる。武器も戦車もミサイルもいらない。」
クロパラはヴェルトの取材に対し、「ロシアはこの戦争に勝利した」と述べ、「ウクライナが戦争に勝てるようにしたいという人たちに追いついた」と語った。

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