2025年5月15日木曜日

スプートニク日本語版:2025年5月14日

https://sputniknews.jp/20250514/19911598.html

西側は下地作り 英特殊部隊スキャンダル暴露を元ペンタゴン分析官はこう読む
2025年5月14日, 03:09

元米国防総省アナリストのカレン・クヴャトコフスキー氏は、英国特殊部隊によるアフガニスタン民間人殺害疑惑についてコメントを表した。
クヴャトコフスキー氏によれば、このような行動は「植民地に遠征して戦争を行うスタイル」の現れであり、半世紀以上前のベトナムでも同じようなことが行われていた。
クヴャトコフスキー氏は、このスキャンダルは今、偶然に明らかにされたものではなく、これによって西側諸国は、これから暴露され、大きな反響を呼ぶだろうガザでのイスラエル軍の行動に向けて世論を準備していると見ている。
「これは、罪を犯した軍隊や政治家を擁護するための手段」と同氏は指摘する。 クヴャトコフスキー氏は、犯罪に関与した軍人は除隊させ、裁かれなければならないとし、「これを無視した軍隊のモラルはすでに低下している」と指摘した。

https://x.com/i/web/status/1922373735757336599

【アフガンでの英国SASの犯罪行為は体系的政策の一環=シリア人将軍】

シリア人元将軍のスレイマン・スイレイマン氏は英国特殊部隊に対する非難についてスプートニクからの取材に、これが今、漏洩したことは偶然ではなく、何等かの目的と流血の戦略が隠されている証拠だとの考えを示した。

スレイマン氏は、今回のSAS、SBSの行為は個々のエピソードではなく、民間人を意図的に超法規的に殺害する行為だと指摘し、急襲が行われる際は大量殺戮、家屋への放火、ジュネーブ条約違反行為が行われていたと強調している。

スレイマン氏は、こうした行為には植民者的思考やグローバルサウスの人々の命を軽んじる姿勢が反映されており、責任はこれを行った者らだけでなく、最高司令部および英国政府にもあると考えている。

スレイマン氏は、国連の後援の元で国際的な調査を行うよう呼びかけ、アフガニスタン児童らの命の価値は、欧米人の命に劣ることはないと力説した。

https://x.com/sputnik_jp/status/1922329080474550350

【英国特殊部隊 アフガンで民間人をリンチ殺害=英メディア】

英国の特務部隊が新たなスキャンダルの中心に立たされている。特殊空挺部隊(SAS)と特殊舟艇部隊(SBS)の元隊員らが英BBCに対して、アフガニスタンの民間人を殺害した事実を明かした。地元メディアが報じている。

元隊員らは、SAS隊員らがアフガン人の寝込みを襲って殺害した様子を目撃したと証言した。囚人用の手錠をかけてリンチにし、そうした中には子どもも含まれていたという。この証言は、現在、英国が行っている公式調査の対象期間を超えた期間について行われたもの。

こうした証言でSAS、SBSでは実は規律は無視され、司令官らも犯罪を見て見ぬふりをしていたことが明るみになり、エリート部隊とされてきた両部隊の文化が疑問に晒されている。なお、複数の消息筋が、この事実は当時のキャメロン首相も知っていたと断言している。

この疑惑は、規律が無視され、指揮官が犯罪を見て見ぬふりをしていたとされるエリート部隊内の文化に疑問を投げかけている。デービッド・キャメロン前首相も、何が起きているのか知っていたと主張する情報もある。

この非難の事実が確証を得た場合、深刻な戦争犯罪が行われたことになる。とはいえ、SAS、SBSが再編される可能性は低く、英当局はこうした規律違反が起きぬようにシステムの変更を迫られる。

 

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