2025年5月8日木曜日

フレートウェイヴ:2025年5月8日

https://www.freightwaves.com/news/houthis-deny-trumps-claim-of-red-sea-ceasefire

フーシ派、紅海停戦のトランプ大統領の「停戦合意」を否定
イエメン反政府勢力の攻撃により、スエズ運河を通る欧米のほとんどの船舶が停止

スチュアート・チャールズ

2025年05月07日(水
空母ハリー・S・トルーマンは、フーシ派の攻撃で戦闘機を海中で失った。(写真:アメリカ海軍)

欧米を拠点とする紅海の海運を停止させている反政府武装勢力は、中東の貿易ルートを通過する船舶への攻撃を停止することには同意していないと述べた。

イエメンのフーシ派民兵による火曜日の声明は、ドナルド・トランプ大統領のコメントと矛盾する。ドナルド・トランプ大統領は、ホワイトハウスでのマーク・カーニー・カナダ首相との会談で、「彼らはもう戦うことを望んでいない。彼らは降伏した。我々は彼らの言葉を信じる。彼らはもう船を爆破しないと言った。」

フーシ派は2023年後半からイスラエルと関係があると主張する海運を攻撃しているが、トランプ大統領の主張を否定した。  

「アブドゥルサラームは、米国がオマーンを通じてイエメンにイスラエルに対する軍事作戦の停止を求めるメッセージを送ったことを確認した。イエメンの姿勢は変わっていないと強調した。」とフーシ派のメディアは報じた。

「これらの主張は、イスラエルの船舶を保護し、自国の関与の影響を食い止めることに失敗したワシントンのフラストレーションの反映だ。」とイエメン代表団のモハメド・アブドゥルサラーム代表は述べた。

コンテナ船社は、紅海-スエズ運河航路は定期航路を再開するには不安定すぎると述べている。例外はフランスのCMA CGMで、危機の大半を通じて定期航路を維持している。

イエメンの約40%を支配するフーシ派は、2024年後半以来、商船を攻撃しておらず、代わりにイスラエルへの直接ミサイル攻撃に注力している。アメリカ軍は今年、イエメン国内のフーシ派の拠点への空爆を強化し、最近ではイギリス軍も加わった。今月初め、USSハリー・S・トルーマンは、フーシ派のミサイル攻撃を回避するために操船していた戦闘機を海中で失った。

イスラエルとハマスが停戦に合意した今年初め、フーシ派は行動を一時停止した。停戦が決裂すると、反政府勢力は攻撃を再開した。

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