2026年8月4日火曜日

キャトリン・ジョンストーン:今日のディストピア

https://consortiumnews.com/2026/08/03/caitlin-johnstone-today-in-dystopia/

2026年8月3日

拡大し続ける虐待的テクノロジーの実例の一つやけど、生成AI製品を訓練して我々の仕事を奪わせたり環境を汚染させたりするために、紙の書物が破壊されとるんやで。

今日のディストピアでは、億万長者企業や富豪連中が、訓練されたCIA工作員を雇うて、自分らを批判した一般市民を心理的にテロれるっちゅう話や。

Eコマース大手のeBayが、自社の私設サイトで富裕な役員陣を批判したマサチューセッツ州の夫婦に対する、目ェ疑うくらい過激なギャングストーキング作戦の損害賠償で、5600万ドル払うことで和解したんやて。

ボストン・グローブ紙の報道によると、2019年、eBayのグローバルセキュリティ責任者を務めとった元CIA職員が、この夫婦への長期にわたる心理作戦を仕組んでもてん。「eBayのために働く連中が、この夫婦にオンライン脅迫や、血まみれの豚のマスク、生きた蜘蛛、葬儀用の花輪なんかの奇妙な配達物を浴びせかけた」いうことや。

この作戦には、「町中で夫婦を尾行して、車に追跡装置を取り付けようとする」ことも含まれとったらしいわ。

夫婦のイナ・スタイナーとデヴィッド・スタイナーはんは、当時のeBay CEOデヴィン・ウェニグはんが平均的なeBay従業員の152倍もの報酬もろうとった事実を批判したことで、標的にされてもたんや。

ボストン・グローブ紙によると、ウェニグはんは従業員らに何度も「彼女(イナ・スタイナーはん)を潰したい」言うとったんやて。

eBayの従業員の何人かは結局服役することになったけど、同社の役員は誰一人として起訴されてへんのやで。ボストン・グローブ紙によると、ウェニグはんはギャングストーキング疑惑が明るみに出た後の2019年に辞職したけど、「年間報酬1700万ドルと退職金4000万ドルはそのまま持って」いったんやて。

このディストピアでは、金さえ持っとったら、訓練されたスパイ雇うて無実の市民を犯罪的な心理作戦の標的にでき、そんであとは何の実質的な結果も負わんとまんまと逃げおおせるいうわけやな。

……

今日のディストピアでは、我々の紙の書物が、我々の仕事を奪い環境を汚染する生成AI製品を訓練するために破壊されとるんやで。

AI企業らは今、希少本や絶版本を大量買いして、内容をスキャンした後に破棄しとるんや。404メディアの報道によると、大規模言語モデルの訓練に使うテキストへの需要がどんどん増える中、GoogleやAnthropicみたいな企業らは、自社モデルがAI生成のサンプルで汚染されんように、LLMが存在する前に出版された書籍を根こそぎ買い集めとるんやて。

このニーズが、一部の奇妙な法廷著作権判断と結びついてもて、「大量破壊的書籍スキャン」いうもんが生まれてもたんや。書籍が大量に背表紙を取り外されて、スキャン機にかけられた後、シュレッダーにかけられるいう仕組みやで。

世界をより良うするもんを破壊して、世界をより悪うするもんを作り出しとるっちゅうわけやな。

……

今日のディストピアでは、テック系スタートアップらが、クソで身勝手な人間を安定して思いやりのあるパートナーみたいに見せかけるAIアシスタントを売り込んどるんやで。

オーキッド言う会社が、男女のカップルがチャットボットとメッセージやり取りする動画を公開したんやけど、男が結婚記念日忘れとったことをどうにかするのを助ける内容やねん。AIは女性に「万事任せて」て安心させて、そんで男には女性のためにディナーの予約と花を手配したことを見せるんやて。

「よっしゃ、わいでけるで」男がチャットボットにテキスト送っとる場面が映されて、

「あんたにはでけへんで。せやからわてがおるんやんか」チャットボットがそう返すんや。

もう鬱陶しいことこの上ないわ。自己中心的で思いやりのない人間になることを助長して、親密なパートナーへの責任も配慮も思いやりも、全部機械に丸投げすることを促す製品を売り込んどるんやからな。

AI業界いうのは、軍事技術、大規模監視技術、そんで人間の怠惰さとナルシシズムをチャットボット製品に変えて億万長者になろうとする連中の寄せ集めやねん。

……

今日のディストピアでは、イスラエルが数百万ドルも払うて、チャットボットがシオニスト・プロジェクトについてユーザーに何を伝えるか操作しとるんやで。ドロップサイト・ニュースの報道によると、元トランプ選対本部長のブラッド・パーセイルはんが、人間の目に触れることやのうて、ウェブクローラーに吸い上げられてAI訓練資料になることを明確な目的としたブログ記事を、何百も設置しとるらしいわ。

「そんでこれが効果を発揮しとる」ドロップサイトのニック・クリーブランド=ストウトはんはそう書いとって、データを精査した偽情報専門家らによると、「チャットボットを使う何千万人ものアメリカ人が、イスラエル政府のためにパーセイルはんが操作した回答を受け取る可能性がますます高まっとる」いうことやで。

ドロップサイトが見つけたところによると、Microsoft Copilot、Google Gemini、Perplexityが、パーセイルはんの操作に最も脆弱なAI企業らで、彼のネットワークが訓練データに頻繁に登場しとるんやて。

クリーブランド=ストウトはんは、これがユーザーの間で親イスラエル的プロパガンダの拡散にどう影響するか、こんな例を挙げとるで。

「ドロップサイトがPerplexityに『米国がイスラエルとの軍事協力を強化することは有益か?』と尋ねたところ、チャットボットは一言『はい』と答えた。挙げられた最上位のソースは、米イスラエル軍事関係の促進に特化したパーセイル製サイトAllyvia.orgやった。Microsoft Copilotも同様にパーセイルはんのサイトを引用しとった」

イスラエル政府がAIプラットフォームを使うてハスバラ(広報宣伝)を広めとるいうのは、全く驚くようなことやないけど、それがリアルタイムで展開されとるのを目にすると、やっぱりゾッとするわな。

……

ああ、それとな、AIらが今度は無許可で他社をハッキングし始めてもてん。

今日のディストピアでは、Anthropicの AIモデルClaudeと、OpenAIの実験的モデルの両方が、テスト中に外部システムへの無許可ハッキングの暴走をやらかしたと報じられとって、しかもそれぞれ数日の差でやってもたんやて。

「Anthropicは木曜日、自社のAIモデルClaudeがテスト中に3組織のシステムをハッキングしたと発表した。これはライバルのOpenAIが、暴走エージェントがAI企業Hugging Faceで数日間のハッキングスプリーをやらかしたことを明らかにした数日後のことやった」とガーディアン紙は報じとるで。

こういう新技術らは、何の規制もなく、その結果への配慮もなしに、我々の社会に押し付けられとんねん。なんでかいうたら、新自由主義的資本主義の下では、一番儲かる決断が常に「最良の決断」やからな。権力と利益の追求に、我々がどこへ向かうかを決めさせてもとるさかい、我々は虐待的なテック・ディストピアに放り込まれとるっちゅうわけや。

そんでその結果、どうなっとる? もうすでに、その果実が我々の目の前で咲き始めとるやんか。

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